数年前にも保険会社の未払いが問題となりましたが、再びこの問題が表面化。
保険料はしっかりと払わせるのに、保険会社からの支払いは未払い。
「加入者からの請求がなかったから」といった理由もあるようですが、保険のプロならば、請求できることをしっかりと素人に教えるべきでもある。
また、加入者が気付かずに請求しなくても、保険会社側がそのことに気付いた時点で加入者に請求できることを伝えるべきでもある。
保険料はしっかりと取るが、いざ保険会社が支払う立場となったら、知らぬふりをしたりして支払いを逃れようとする。
そんな風に思えてしまう。
私の父が倒れ寝たきりとなったときも、住宅ローンの支払いは待たず、支払い免除の手続きは遅かった印象が強い。
1か月でも支払いが滞れば素早く対応するくせに、支払い免除の手続きは素早くではないところに不公平があり、客重視ではなく、金重視であることがよくわかる。
明らかに寝たきり状態であり、医者も回復は不可能と言っているにもかかわらず、手続きは1月に1回書面が届く程度という遅さ。
この間の家族の気持ちなど考えもしないのだろう。
少なくとも、保険会社や銀行に「おもてなし」の精神は無い。
社会貢献もどれほどのものか疑問だ。
銀行の収益は日本の景気が回復基調になる以前から好調となっていたが、だからといって、中小企業への貸し出し条件が緩くなったりはしない。
むしろ、これまで以上に引締め、しっかりと回収するようになっていることだろう。
この分だと、アベノミクス効果とやらで真っ先に給料アップさせるのは銀行かもしれない。
さらに、銀行は消費者金融までも抱え込み、お金に困っている人に高金利で金を貸す商売にも力を入れている。
そんなに儲かっているなら、貸し出し金利を下げるなりのサービス向上でもすればいいのにと思ってしまう。
そういった意味でも、アベノミクス効果は大企業と金融にしか恩恵を与えていないと言えるだろう。
末端の一般庶民や中小企業にまで効果が及ぶのはあと何年かかるのだろう?
3年?5年?10年?
灯油、ガソリンは値上がりし、消費税も増税となり、もらえる年金も減額となっていく
その間に皆つぶれてしまいそうだ。