「おれおれ詐欺」、「振り込め詐欺」などの増加により過去最悪となったようですが、
別な視点から見ると、「みなさんお金持ってるんだなぁ」という感想も出てきます。
うちの場合、「困っているからお金用意して」と頼んだところで、「そんな金ない」で終了です。
そもそも、「おれだけど」という言葉では他人だとすぐにばれてしまいます。
私は電話で「おれだけど」とは言わないからです。
家族であっても「○○ですけど」と名前を伝えます。
普段からしっかりとした会話をしていれば「おれだけど」などという電話に騙されることはないと思います。
それと、既に数千万円持っている人がさらに増やそうと投資話に騙される事件。
既にそれだけあれば生きていけるだろうにと思うのですが、増やそうとする心理。
結局、人はどれだけお金を持っていても、「減っていく」ということに不安を感じるのだと思います。
だからこそ、老後の蓄えが十分にある人が投資話に騙されるわけです。
つまり、蓄えておくこと=幸せ とは限らない。
むしろ、死ぬ間際まで細々とした収入のある方が精神的にも安心であり、生きがいを感じることもでき、幸せに繋がるのではと思うわけです。