公立学校の教科書に国際常識である「日本海」と、韓国内だけの呼称である「東海」を併記するという法案を可決。
新聞記事では、
妻が韓国系のチャップ・ピーターセン議員(民主党)は賛成した。「義理の父は日本の占領下で育ち、当時は地名なども日本語になった。そういう文脈の中に『東海』もある」と強調した。
リチャード・ブラック議員(共和党)は「1929年に、国際水路機関(IHO)が『日本海』と決めた当時は、日本は軍国主義下にあり韓国を強制占領した時期で、韓国に発言権はなかった」
などという議員の発言もあった。
韓国側が一方的に主張している歴史認識を客観的証拠、根拠もなく正しいものだと考えてしまうその思考は、筋の通っているものだと言えるのだろうか?
そもそも、「日本海」という呼称は大戦時に日本側が一方的に主張したものではない。
日本が韓国を併合するよりも以前、さらには、欧米諸国がアジアを植民地化するよりも以前の16世紀から「日本海」という呼称は存在し、日本以外の国々がその呼称を使用していた事実がある。
そんな歴史も知らずしてアメリカ国内の州議会で勝手に判断を下しているのなら、実に短絡的で無責任な法案だと言える。
これでは、世界的に州議会議員の程度が疑われてしまうのではないだろうか。
日本に対し挑発行為はやめろと言わんばかりの対応をしつつ、アメリカ国内から日本を挑発しているという筋の通らない行い。
本質を見失い、筋の通らない行いをすれば必ず物事は悪い方向へ進む。
日本と韓国間のことをアメリカ国内で議論して、しっかりと本質を見極めることができているのだろうか?
物事が悪い方向へ進んでから正すのは大変な作業になることを覚悟しておいていただきたい。
無責任の責任はしっかりと取ってもらう。