消費者庁が消費者に対して、「レーシック手術を安易に受けないように」と注意喚起しました。


確かに、


レーシックでメガネもコンタクトレンズも必要なくなる!


これまで以上にすっきりくっきりと見えるようになる!


と、単純に捉えていました。


今回の報道で、4割もの人たちが何らかの不具合を感じているということにも驚きました。


レーシックは安易に行えないものだと認識を新たにしたところです。



が、



もう一つ大問題があるのではないでしょうか?


患者の状況に応じた手術を行っていない医者がいるという事実。


いくら患者が「どうしてもレーシックでよく見えるようになりたい」と懇願したとしても、その患者の状態にレーシックは相応しくないと判断し、患者に別の手段をすすめるのも医者の仕事なのではないだろうか?


患者が「レーシックお願いしまーす」と言ってきたので、レーシックしました。


というのでは、単なる作業であって仕事ではない。


そもそも、レーシックを行う技術もどの程度習得しているのかも疑問。


そんな医者も中にはいるのではないだろうか?



消費者に対して注意喚起するのも大切だが、医者としての対応や考え方、さらには技術についてもしっかりと監督する必要があるように思う。


これと似たようなことが歯のインプラントにも言える。


消費者は医者なのだから当然それなりの経験、技術を持ち合わせているだろうと思い、レーシックやインプラントをお願いする。


しかし、中には、にわか仕込みの技術だけで対応する医者もいるという。


それによって、後々不具合が発生。



詳しくは調べていませんが、レーシックにもインプラントにもそれを行うための資格や許可といったものはないようです。


大げさに言えば、医者ならやったことがなくてもできてしまう。


通常なら怖くてそんなことはしないでしょうが、色々な人がいますので・・・・


つまり、そのお医者さんが努力家で、研究熱心で、向上心が強く、手先が器用かどうかを消費者は感じ取って選択しなければならない。


難しいですね。


レーシックやインプラントの技術認定証みたいなものが掲示されていればわかりやすいのですが・・・・


4割もの問題発生率でもそういった部分にはメスを入れないのでしょうか?



これにもまた何らかの利権が絡んでいるのでしょうかねぇ・・・・・・