秋田県、岩手県でも豪雨被害。
地球環境が変化していることもあり、このような豪雨被害が年々増加しているように思います。
このような豪雨被害は来年も、再来年もどこかで発生することでしょう。
地球環境が悪化とも言える変化をしている中、このような災害を考慮した対策を施すべきときなのです。
新たな新幹線や高速道路を建設している場合ではありません。
東日本大震災の復興も進まぬ状態で、次々と被災地が増えています。
一刻も早く、東日本大震災の復興を完了し、気候の変化に合わせた災害対策を全国的に実施すべきです。
政府は当然、このような気候変化に伴う災害を想定しているはず。
想定しているかな???
想定していないとしたら危機管理がまったくなされていないし、想定していながら何も対策を施さなかったとしても大問題です。
福島第一原発事故で日本全体が学んだはず。
想定外までも想定して対処しなければならないことを。
この国における最悪の事態は、
東日本大震災の復興も終わらず、福島第一原発の廃炉作業も難航している中、首都圏直下型地震や東南海地震が発生し、大震災による被災地をさらに抱え込んでしまったときだ。
最悪の事態はもうひとつある。
福島第一原発の廃炉作業が終わらぬうちに、福島で震度6以上の地震が発生した場合だ。
現状では炉心溶融した原子炉や保存プールの燃料棒は手つかずの状態だ。
しかも、原子炉建屋はこれまでの地震や爆発によって耐震強度が落ちている。
そこへ、震度6以上の地震が直撃すれば、建屋の崩壊も起こりうるだろう。
建屋が崩壊すれば、原子炉は完全にむき出しとなり、保存プールの燃料棒もばら撒かれることとなる。
そうなった場合に放出される放射線はとてつもないものとなるだろう。
地震の多い日本において、福島第一原発近辺で震度6以上の地震が発生する確率は低いものではないだろう。
そんなことも考慮しつつ、日本全体の災害対策も進めていかねば、今後も豪雨災害が各地で発生することになってしまう。
政府なら当然このような事態も想定して動いているとは思うが、
それにしては東日本大震災の復興速度が遅すぎる気がする。