最近は軽自動車やコンパクトなエコカーの人気が急上昇しているのでそうでもないのかもしれませんが、自動車購入の際にやたらと中の広さ、居住性というものを気にする人がいます。
私も以前、免許を取得した頃は大きな車に憧れましたが、実際は「まだ運転うまくないし~」ということで、比較的小型な車、スバルのインプレッサワゴンを購入しました。
インプレッサでは長野や群馬、福島あたりの山道、林道といった、対向車との擦れ違いができないほどの道幅で、所々舗装もされておらず、ガードレールも無いような道を好んで走ったり、
友人たちと北海道、東北、関東甲信越へ1泊~3泊の旅行に行ったり、
冬にはスタッドレスタイヤで友人たちとスノーボードへ行ったり、自転車を搭載してカーサイクリングをしたりしていました。
このインプレッサの次に購入したのがフォレスター。
今の最新のフォレスターより2世代前のもの。
インプレッサ時代の使い方、走り方から、よりSUV性能を求め、なおかつ、友人を乗せての片道500~1000kmの遠出が多く、荷物の多い宿泊やスノーボードでの使用が多いことから、
インプレッサよりは少し大きく、最低地上高の高いフォレスターにしました。
このフォレスターでも、関東から東北へ行ったり、四国一周をしたり、山口まで行ったりと、友人との遠出に大活躍。
スノーボードや毎年末に行く長野の温泉へ行くのにもゆとりと安心感のある走りで大活躍でした。
さらにこの次に購入したのが今乗っているフォレスター。
今の最新のフォレスターの前の世代。
居住性で他のメーカーのものより劣っていたことから、車体が少し大きくなり、私としては居住性はこれで充分と思っています。
しかし、せっかく居住性充分のフォレスターなのに、後席にも乗車する3人以上での旅行が激減、さらにはスノーボードへ行っていた友人も年齢を理由に引退宣言するなど、
どうも今のフォレスターはこれまでほど活用しきれていない気がします。
単独での使用においては存分に能力を発揮させているとは思いますが・・・
九州へ何度も行っていますし、自転車を搭載して九州や新潟などへも行っていますので。
しかし、後席に人を乗せての遠距離走行は無くなりました。
せいぜい、片道200~300kmのちょっとした日帰り旅行くらい。
それに、インプレッサで走った山道や林道を積極的に走ることも激減。
車体が大きくなった分、そういう道を走るのが面倒になってきたのです。
日本は狭い国で、遠距離走行といっても1日に1000~1500kmも走れば相当遠くまで行った感じになります。
実際、1日に1000kmも自動車で移動する人って少ないのでは?
あっても、お盆や正月の帰省シーズンだけとか、年に1,2回程度でしょう。
その程度のために居住性を気にするのはどうかと、最近特に感じます。
運送会社のトラックが空で数百キロ走るのと同じようなものです。無駄です。
私はスノーボードの荷物を搭載したり、自転車を搭載したり、1日1000kmを超えるような走行を度々したりしているので、
まだ、それほどの無駄さを感じていませんが、やはり、一人での走行や狭い道を走っているときなどは、「もう少し小さい車でもいいよなぁ~」と思う時がちらほらと
そんなもんで、私ほど車を活用していない、荷物を積むわけでもない、1000kmを超えるような遠出をしない、そんな人がやたらと居住性を気にすることに違和感を感じるわけです。
まぁ、人の勝手ですけどね。
たまたま、私の友人に両極端なタイプの友人がいるのです。
片や、居住性をやたらと気にする。
片や、居住性など気にせず軽自動車であちこちびゅんびゅん走り回っている。
居住性を気にして大き目の車を選ぶ友人は、私と遠出するときに自分の車を出したがらないのです。
北海道、東北、四国といった片道500kmを超えるような遠距離や、片道300km以下の短距離?でも、出かけるときは私の車。
なぜ?
長時間乗車するからこその居住性ではないの??
軽自動車で走り回っている友人は喜んで自分の車を出してくれます。
軽自動車は狭い道もスイスイ、狭い駐車場もぴっと止められ、時短にもなります。
ただ・・・ 私としては、もう少し走りに安心感とゆとりがあればなぁ~と
私がスノーボードをやめ、自転車もやめたら、軽自動車も選択肢に入るでしょう。