病院での会計時に番号で呼ばれたことに腹を立て、会計をせずに帰宅。


そのことを自身のブログ上で「ここは刑務所か」などと掲載。


病院側か自身のどちらが正しいですか?などと問いかけるようなブログ記事により、


多数の批判を受けていた岩手県議会議員の方が亡くなった。



自身としては想定外の批判、非難を受け、精神的に相当な痛手を受けたのだろう。



私自身は病院に行くことが少ないので、病院で自分がどう呼ばれたかを覚えてない。


しかし、多くの人がいる中で名前を呼ばれる、しかも、よくある苗字の場合ならフルネームで呼ばれるとなると、あまり大きな声で呼ばないでくれと思うかもしれない。


芸能人と同姓同名の人が呼ばれると、周囲の人たちが一斉に振り向いたりすることだろう。


それに、近年の個人情報保護の観点からも、大勢の人の前で名前を呼ぶということに気を遣うようにもなってきた。


そういったこともあって、名前で呼ばずに番号で呼ぶようになったのだろうが、


そのことで腹を立て、会計もせずに帰宅するというのは筋が通らない。


病院で診察を受けたことに対して料金を支払うのは筋だ。


番号で呼ばれたことで腹が立ったので料金は支払わないというのは筋が通らない。


まずは、しっかりと筋を通すこと。それが大切。


その上で、間違っているのではと思ったことに対し、意見を述べるのは問題ない。



番号で呼ばれたことを不快に思ったのであれば、料金を支払い帰宅してからそう主張すればよい。


しかし、病院側の筋が通っていれば、その主張への反対意見が来ることも覚悟しなければならない。


結局は、筋が通っているか、通っていないかの違い。


本質を忘れ筋を通さなかったことが、悪い方向へ向かった原因だということ。



ここ最近私がいつも思うこと。


本質を見失わず、筋を通すこと。


これを基本に生きていれば、そんなに悪い方向へは進まない。


それは、人だけにあらず、国も同様。