東日本大震災による福島第一原発事故、その事故での放射性物質による放射能汚染。


それを低減させるための作業が除染作業のはずですが、


低減したかどうかを検証、確認せぬまま作業をただただ進めている。



この除染作業の本質は?


作業を行ったという形があればよいのか?それが本質なのか?


違うだろ!


放射線量を少しでも低減させることが除染作業の本質だろ!!


では、その放射線量が作業によって低減しているのか?その確認は?どの程度まで低減させれば作業完了なの?



なぜ、日本人は形ばかりに拘り、大切な本質を疎かにするのだろう?


それによって、これまで多くの無駄が発生してきたことも身に染みていないのだろうか?


無駄なダムの建設などが話題となったが、それすらも曖昧なまま忘れ去られようとしている。


日本人はもっと物事の本質を追求するべきだ。


その本質を基準に物事を考え直していくべきだ。


何のための除染作業なのか、作業をしたという形が目的の除染作業ならば意味が無い。


この期に及んでまで、まだ形式、体裁、建前に拘り、本質を見失ったまま、間違ったまま進んでいくつもりなのだろうか?


間違ったまま進めば、再び同じ過ちを繰り返すことだろう。


これほどの事故を引き起こし、これほど多くの人の生活を壊しても、本質を追求しない。


では、どうなれば本質を見失わずに物事を捉え、進めようとするのか?


いったい、どうなれば日本人は本気になるのだろう?



太平洋戦争のように、都市が爆撃され、沖縄で地上戦が行われ、広島、長崎に原爆を落とされ、日本全体がボロボロにならなければ我に返ることもなく、本気を出すこともないのだろうか?日本は。