中国が日本のことを「東アジアのトラブルメーカー」などと批判したようだが、
中国は「世界のトラブルメーカー」では?
日露首脳会談においても、ロシアも中国を脅威だと考えているのが読み取れるし、以前にも中露間において国境紛争があった。
それ以外にも、南シナ海におけるベトナム、フィリピンとの領土問題、インドとの国境紛争、国内でさえ、チベットや新疆ウイグル自治区の独立問題などなど
北はロシア、東は韓国と日本、南はベトナム、フィリピン、インド、西はチベット、新疆ウイグル自治区と、周囲だけでもこれほどの問題を発生している。
最近は周囲だけではない。
アフリカ諸国でも問題が発生しつつある。
表向きは経済的な支援を行いつつも、中国資本が内部に入り込み、アフリカの資源を安く手に入れるという実態が表面化し、現地労働者を安く使い、多くを奪うという植民地にも似た状況になりつつあるようだ。
尖閣諸島においても、日本に対する威嚇がさらにたちの悪いものとなっている。
海上自衛隊の艦船に向けてレーダーを照射し、砲身までも向けたり、8隻という船団で近付いたり、述べ40機もの軍用機を飛来させたりと、
まるでチンピラが嫌がらせでもしているかのような行為の連続。
こういったことをしていられるのも、今のうちです。
チベットや新疆ウイグル自治区の独立問題が激化したり、都市部での環境悪化や公害によって多くの国民の健康悪化が顕著になってくれば、
国内問題だけで精一杯になってくるはずです。
これまでは、国内の不満を日本に向けさせて沈静化できたものが、それだけではどうにも収まらなくなる事態になることでしょう。
環境悪化や弾圧強化によって自分の命が危険にさらされている中、日本がどうのこうの、尖閣がどうのこうのなどと考えている余裕はなくなるでしょうから。
これまでの経済的な問題、政治に対する不満というレベルではない問題が生じてくるのです。