日本企業は経営が悪化すると契約社員や派遣社員を解雇したり更新を行わないことにより人件費を浮かせ、それによって企業を存続させようとする。


これは経営力と呼べるのか?


一番簡単な経費削減方法を使ってその場しのぎをしているに過ぎない。


こんな手段は子どもでもできる。


そして、本物の経営力は日本政府にも必要とされる。


政治とは国家の経営なのだと思う。


如何にして経費を削減し歳出を減らし、経費をかけずに最大の効果を引き出すか。


これからの日本国家、企業の経営にはその手腕が絶対に必要なのだ。


これまでの日本ならば経済力で様々な問題を解決してきた。


いや、解決と言うより、「やり過ごす」と言った方が適切かもしれない。


経済力で問題をやり過ごしてきた。


米軍基地問題などの外交問題や国内の景気対策にも多額の金を注ぎ込んでやり過ごしてきたが、結局は根本的な解決には至っていない。


もはや多額の金を注ぎ込む余裕はなく、これからは根本から解決すべく本物の経営力、政治力、外交力が必要とされる。


果たして、日本に本物の経営力、政治力、外交力は存在するのだろうか?