北方領土、竹島、尖閣諸島に対する政府の対応を自民党も批判しているが、


そもそも、自民党が何十年もこれら問題を解決してこなかったのが悪いのだと思う。


経済的にも国力が高まっていた時期にしっかりと解決しておくべき問題だったのだ。




事あるたびに言っているが、


破たんが見えていた年金制度にも手を付けず


津波の危険性を指摘されていた福島第一原発にも手を付けず


少子高齢化が予測されていたにもかかわらず手を付けず


国の借金が増え続けていたにもかかわらず財政再建に手を付けず


国力が右肩上がりだったにもかかわらず領土問題に手を付けず


結局、日本が弱ってきた頃にこれらの問題が一気に表面化し、今の政権が大変な苦労をしている。



手を付けて失敗したなら、今度はそれを教訓により成功に近付けるが、


何もしないということは、一切の教訓も得ず、成功にも近付かない。


これほど無駄で最悪な行為はない。



国債を発行し、公共事業を多発し、無駄をそのままに金をばらまくという簡単なことばかりを行い、


面倒な年金制度改革、社会保障制度改革、公務員制度改革、原発の津波対策、少子高齢化対策、財政再建策、領土問題を避けてきたこれまでの政権が一番責任を負うべきだと考える。


批判などせず、対案や現政府のやり方よりも優れたやり方を提案すべきでは?


そうすることによって「何もしてこなかった」という罪を償うべきだと思う。