シャープと資本・業務提携を進めている台湾の鴻海精密工業は3日、台湾証券取引所に提出した文書で、3月に両社が交わした契約について、鴻海側が履行する必要がないことにシャープが合意したと公表した。シャープは否定している。
よくわからない記事です。
資本・業務提携の契約をしておきながら履行する必要がないとは?
履行しないということは提携はどうなる?
私が以前から言っていた通りになりそうな気配。
業務提携だけならまだよいが、資本提携まで絡んでくると、しっかりとした信頼関係がなければ厄介なことになりかねない。
スズキとVWという見本がありながらシャープは何をしているのか?
こういったことがこじれて訴訟などに発展したら無駄な時間と余計な費用を支払うことになる。
その場しのぎでの資本提携は絶対にしてはならない。
ちょっとでも隙を見せたら何をされるかわからないぞ!
日本企業は長年独立性を保ち、提携するにしても国内企業同士が多かったため、
国際企業間の弱肉強食の世界を経験せずにこれまでやってきた。
こんな状態で生き残れるのだろうか・・・・
これからは本当の意味での経営力が問われてくる。
業績が悪化したら従業員を解雇し支出を減らしてどうにか黒字にしようとする。
そんな手段は経営とは呼ばない。
仕組みを変えて支出を減らし、これまでとは異なることをして収入を増やす。
これが本当の意味での経営力だ。
これができない日本企業はどんどん弱体化し、海外の企業に吸収され消えていくだろう。
シャープは大丈夫だろうか・・・・