平日の朝から図書館にいるので定年退職した70代前後の男性なのだろう、


「あそこの人、いびきがうるさいからどうにかして」と言ってきた。


どうにかと言われても、特殊な手段などない。


ただ単に起こすだけだ。


ただ単に起こすだけなら70代前後の男性にもできることだろう。


眠っている人も同年代の大人同士。


しかも、70年前後も生きてきた立派な大人だ。年の功も相当にあるだろう。


そんな人が、まるで小学生が「先生、○○くんがうるさい」といった感じに訴えてくる。



大抵の人はいびきをずっとかき続けることはない。


いびきをしていたかと思うと静かになり、再びいびきが、となるのが通常だ。


私が眠っている人のところに行くと静かになっていたので、何もせずに戻った。


現状でうるさくない人を「うるさいから起きてください」とは言えない。


こういうことは現行犯でなければ。


だからこそ、わざわざこんなことくらいで職員に頼みに行かず、直接注意するなりすればよかろうに。


70年生きてきたのだから、お互いに問題なく解決する方法を知っていることでしょう。



もっと本音を言うと、


どうせ暇つぶしに新聞や信憑性の低い週刊誌を読んでいるだけなんでしょ?


社会貢献のために研究や調査をしているようには思えんし


私たち現役世代が払っている年金保険料で生活しているのだから、眠っている人を起こすことくらい自分たちでやっても罰は当たらないでしょう。


今よりも安い年金保険料を払ってきて、しっかりと年金もらえている世代なのだから、


高くなっている年金保険料を払っても、今ほど年金もらえない世代のためにもう少し頑張っていただきたい。


なんだか、最近は60代、70代の人でも初めからキレ気味の人が多くて、


「うるさいから注意してこい!」などと職員とは言え赤の他人に命令する人もいる。


あまり偉そうにしていると、現役世代が切れますぞ。



これからは、自分の立場、現状をしっかりと理解し、そのうえで、今の世の中にとっての自分の存在というものを考えつつ生きていかなければならないと思う。