ふと思ったのですが、
日本の工業は、工場で働く日本人の真面目さと器用さによって支えられていたのではないでしょうか。
それが、人件費の安い海外に工場が移転し、日本国内の工場と同レベルを維持できていれば問題ないのでしょうが、
前の記事に書いたように、アメリカで製造されたレクサスのフロアマットに問題がありリコールだなんて・・・
そのフロアマットを設計したのは誰?
少なくとも、日本の工場で働く従業員ではないでしょう。
そのフロアマットを製造したのは誰?
日本国内で製造したものをわざわざアメリカに輸出し、それを使っているのでしょうか?
それなら日本国内のレクサスもリコールになるでしょうから、日本国内の製造である可能性は低いでしょう。
企業は今一度日本の工場労働者を見直すべきです。
人件費を抑えた低価格で売るのではなく、
日本の工場で日本の真面目で器用な従業員によってしっかりと製造された純日本製のものとして、逆に付加価値が付いているものとして世界に売り出す戦略があっても良いかと思います。
工場で働く人はロボットではありません。言うまでもなく人です。
例え、工場のラインで製造されたものであっても、ロボットが淡々と製造したものと、人が信念を持って製造したものとでは絶対に違いがあるはずです。
そこに新たな価値を見出してほしいものです。
そうでなければ人間が70億人もいる必要はなくなるのです。