名古屋市営バスの運転手が1,2分遅れたことで男性客に強い口調で「時間を過ぎている、早く行け!」と急かされ、次のバス停を出発したのち、バスを急停車させてバスを降り立ち去ったとのこと。
なんとも外国での出来事のようです。
バスが1、2分遅れることは都市部のバスならばよくあること。
今回遅れた理由は道路の混雑ではなく、出発前の停留場でお年寄りに道を尋ねられたため1、2分遅れが出たようで、
運転手としては、自分のミスでもなく、むしろ、よかれと思ってしたことがもとで、客に偉そうに「早く行け!」と言われ、理不尽に思ったのでしょう。
プロのドライバーとしてはいけないことなのでしょうが、気持ちは理解できます。
そもそも、最近、常にキレ気味の人が増えている気がします。
してはいけないことを丁寧に低姿勢で注意しても、はなからキレられてしまうことが多いです。
あとで考えてもどこでスイッチが入ってキレたのかわからないのです。
そりゃそうなのです。
常にキレている状態なのですから、スイッチなどないのです。
バスの乗客もそんな状態だったのでしょう。
1、2分の遅れによって世界がどうにかなってしまうのでしょうか?
むしろ、運転手を急かしたがために事故となり、さらに遅れる方が困るのでは?
どうも、今一瞬のことしか頭にない人間が増えています。