そろそろ首相の交代時期ですね。
確か、日本の総理大臣の任期は1年だったはずですので
1年毎に次から次へと総理大臣が交代するということは、それだけ実力のある人が国会に溢れているということです!
実力とやる気のある人が多いもんだから、任期を1年に短縮して多くの人にチャンスを与えている日本。
素晴らしいです。
さぁ、野田総理大臣もそろそろ交代の時期です。
次は誰かな~
そんでもって、野田総理大臣は1年で何をしたのでしょう?
全力を注いでやっていた消費増税ですが、それすらどうなることやら状態。
そもそも、最初からやり方が間違っているのです。
不退転の決意で行うのが「消費増税」だけというのが間違い。
財政悪化を食い止める手段は2つあります。
出費を減らす。収入を増やす。
「出費を減らす」というのは、無駄に税金を使わないことです。政治家でなくともわかっていることです。
「収入を増やす」というのは、消費税を増税する ではないですよ。
それは、政治家、官僚目線での「収入アップ手段」です。
この手段は小手先の手段であって、本質的手段ではありません。
とりあえず、今の国民から搾取して収入が増えたように見せかけるだけです。
本来は国家目線での「収入アップ手段」が必要です。
国全体の収益を増やせば、必然的に税収も増えるのです。
各家庭の年収を増やせば、それだけ所得税収も増え、消費が増えることによって消費税収も増える。
国家目線での収入アップには手を付けず、政治家、官僚目線である小手先の手段でしか収入を増やそうとしない。
さらに、出費を減らす方も中途半端。
どんだけ消費税率を高くしようが、国民の所得が激減すれば、消費増税分以上に所得税収が減ることでしょう。
つまり、消費増税の意味がなくなる。
消費税率アップというのは、そんな流動的な結果しか得られない手段なのです。
せめて、「出費を減らす」方にも同時に手を付けていればねぇ・・・・
なぜ1つのことしかできないのか?
不退転の決意で「消費増税」と「公務員制度改革・行政改革」を同時にできないものか。
結局、より簡単な政治家、官僚目線の手段のうち、さらに簡単な「消費増税」を選んだだけのこと。
一番簡単なことを「不退転の決意」でやろうとしているわけです。
「不退転の決意」ならば、もう少し上級レベルにチャレンジしてほしいものです。
簡単な手段では効果は少ないですぞ。
世の中そんなもんです。