厚生労働省は1日、専門家でつくる厚生科学審議会の部会に、介護を受けたり寝たきりだったりせず、自立して健康に生活できる期間を示す「健康寿命」を延ばすとの目標を初めて盛り込んだ2013~22年度の国民の健康づくり計画案を示した。


という報道がありました。



私は個人的に数年前から、これからは死ぬ寸前まで自分で稼いで生きていく時代だと考えていました。


これは、あてにならない年金、負担が増加し続ける社会保障を考えた時、私が年老いた時には国や社会に頼れる状況ではないだろうと思ったからだ。


これまでは、定年後は自分の貯蓄と年金で死ぬまで生活しようという考えが当たり前だっただろう。


しかし、30年、40年後には、定年後は自分の貯蓄だけで・・・ となっていることだろう。


年金なんて小遣い程度になることは間違いない。


少なくとも今よりも増額されることは無い。


それでいて貯蓄なんて一般庶民には限界がある。


となると、年老いても収入源が必要になる。


しかし、若者でさえ仕事が不足している状況。


今はまだ定年後でもパートやバイトで雇ってくれるところはあるが、30年、40年後には、老人自体も増加するわけで、果たして雇ってくれるところがあるかどうか・・・・


ならば、定年の無い仕事をするのが一番だ。


死ぬ寸前まで細々とでも仕事をして収入を得られる手立てを持っていれば、あてにならない年金よりもあてになるし、社会ともつながっていられる。


もしかしたら社会貢献だってできるかもしれない。


年金もらって、毎日病院通いして、社会に頼り切って死ぬまで過ごすより、よほど心地良い生き方ではないか。


と考えたわけです。



そういう考えの老人が増えれば、高齢化が進んでもそれほど問題にならないのでは?



「定年後は年金をもらいつつ社会に頼り切って死ぬまで過ごす」というこれまでの考え方を変えていくべきなのです。


それを厚生労働省が率先して推進すべきだったのに、今頃になってやっとだなんて。


10年遅い!