東京電力が値上げを申請していますが、その料金原価の中に
福島第一原子力発電所の汚染水の処理など、廃炉に向けた作業費用として年間487億円
事故の賠償手続にかかる費用として年間278億円
今年の冬からの5回のボーナスとして730億円
を含め、値上げが必要と訴えているわけです。
どうも筋の通らないような気がしてならない。
事故の賠償手続にかかる費用をなぜ消費者が払わなければならないのだ??
事故は消費者が起こしたわけではない。
事故は東京電力が数回指摘を受けていたにもかかわらず津波対策をとっていなかったから発生し、悪化したのでは?
賠償手続の費用を値上げする料金の原価に含めるのは筋が通らない。
汚染水の処理など廃炉に向けての費用については、これまで福島第一原子力発電所の電気を使用していた消費者がある程度負担するのは理解できる。
それと、今年の冬からボーナス再開ですか・・・
私個人としては福島第一原子力発電所の廃炉が完了するまでボーナスなどもらえないだろうと思っていたのですが・・・
せめて、福島県内の除染が完了し、避難生活をしている人たちが安定した生活を送ることができるようになるまではボーナスなんてもらえる立場にはならないと思う。
ボーナスもらう余裕があるなら、その費用を除染に使って、一刻も早く、少しでも原状回復に近付けるべきだと考えます。
コツコツ頑張って働いている中小企業などではボーナスなんてもらえない会社多いですよ。
もらってもお小遣い程度とか
真面目にコツコツやっている会社でさえそんな状況なのですから、
真面目にコツコツやってこなかったがために事故を起こした会社がボーナスを支給したら
真面目にコツコツやっている会社がバカみたいではないか!
筋が通らん!
筋が通らんことはやってはならん!!
ま、そんなことしようものなら、どこかで必ずその分の罰が当たる。
世の中そんなもんだ。
いいことだらけで済むはずがない。
この世でいいことだらけでも、あの世ではその分悪いことだらけとなりますように。
とお祈りしたいくらいだ。