「○○を利用したいんですけど どうしたらいいですか?」
「○○を利用するには利用者カードが必要なんですが、お持ちですか?」
「いいえ」
いいえと言ったきり無言
「どうしますか?」
「だから! カードを作るにはどうしたらいいんですかっ?」
この会話、筋が途中で切れています。
筋が切れている部分で尋ねた人自身がなぜかキレているのですが・・・
20代後半~30代前半と思われる既婚男性との会話です。
普通なら、
「○○を利用したいんですけど どうしたらいいですか?」
「○○を利用するには利用者カードが必要なんですが、お持ちですか?
「いいえ、持っていないので作りたいのですが?」
となりそうなものですがねぇ・・・
「いいえ」で会話が止まったので「どうしますか?」と問うたわけですが
彼の中では
「いいえ」
「それではお作りしますね」
という会話を望んでいたのだろう。
しかし、「いいえ」だけではこちらでは判断しかねる。
「いいえ、それでは結構です」という選択肢もあるからだ。
相手の明確な意思表示が無いにもかかわらず勝手なことはできない。
というか、大人なんだから意思表示しろ!
子どもじゃあるまいし、
「カードが必要なんだけど、どうするぅ?作りまちゅかぁ?」と聞いてほしかったのか?
もう社会人であろう既婚男性が、カードを作りたいのか、そこまではしたくないのか明確に言わないだけでなく、
「だから! カードを作るにはどうしたらいいんですかっ?」
と どこにも接続しない接続詞「だから」を用いて、イラッとした態度でものを尋ねるとは・・・・
これだけでその人の人間性がほぼわかってしまう。
もう少し頭の回転の良い人なら
利用者カードが必要なんじゃないかなぁ~と察して
「○○を利用するには利用者カードが必要なんですか?」と尋ねるだろう。
「はい必要です」
「そうですかぁ、私持っていないので作りたいのですが?」
「はい、それでしたらこの用紙に・・・・・・」
とスムーズに話が進む。
こういう会話が社会人の会話だ。
あんな中学生レベルかそれ以下レベルの会話でよく社会人になれたな、しかも結婚までして
子どもにはどう教育するのだろう。
おそらく、こういう人はレストランで水が欲しいときに「水」と名詞だけを述べるのだろう。
「水」と言えば大抵は相手が察してくれるが、心の中では「水がどうした??」と思うこともあるだろう。
相手に何かをしてほしいのなら、自分の立場がお客様だろうが、何であろうが、明確に意思表示をすべきだ。
して欲しいことがあるのに相手に言えず、ただただ目をうるうるさせて相手を見つめるだけでは、
幼児ではないか。