埼玉県新座市議会議員選挙に立候補し当選しながらも居住実態が無いということで無効となった女性タレント。
昨年9月20日に東京都練馬区から新座市に転入し、今年2月まで水道がほぼ不使用。
さらに、練馬区に住む家族から「当選するまで一緒に住んでいた」という証言を得たこともあり、居住していなかったということで無効となったわけです。
何やら、公職選挙法では、「選挙区内に引き続き3カ月以上居住」という要件があり、それを満たしていないということ。
言い方を変えれば、「3ヶ月だけ居住していれば、その選挙区から立候補できてしまう」ということ。
これってどうなの??
その程度の人にその土地の自治を任せていいの?
少なくとも、その地域の人口や産業、歴史、文化、地域の成り立ちなどを知りつつ、地域をどのようにしたいのかを明確に説明できなくてはならないのでは?
と私は思うのですが。
縁もゆかりも無い地域だけど、3ヶ月住んでいたので立候補します。というのはやめていただきたい。
今回、新座市議会議員に立候補した女性タレントが、新座市出身なのか、一時期新座市で暮らしたのか、新座市を訪問して好きになったのか、新座市のことをどれだけ知っているのか、などなど、よくわかりませんが、
手続上昨年9月に転入していて、水道をほぼ不使用というのは・・・・
常識では理解に苦しみます。
トイレはコンビニで借りるとか、自炊はしないとか、それって、地域に根差して生活しているとは言えませんよね?
地域の商店街で食料品を買い、自炊をして、と言うのなら生活していたんだと理解できますが・・・・
まぁ、新座市で生活していたのならそれを主張すればよいと思います。
ただ、3ヶ月住んでいれば立候補できてしまうという公職選挙法はどうかと思います。
たった3ヶ月でその地域の何がわかるんだ??
たった3ヶ月でその地域の問題点や政治で解決すべき事柄が把握しきれるのだろうか?
もう少し、自治体の議会の本質を見直すべきです。