京都での軽自動車暴走事故以来、同じく京都で居眠り運転の軽自動車が小学生の列に突っ込む事故、
さらには、
千葉での考え事をしていての事故、
関越自動車道での長距離バスの居眠り運転事故、
伊勢湾岸自動車道での考え事をしていての事故、
栃木でのバスがバスに追突する事故、
東北自動車道での多重衝突事故、
と、報道されるレベルの大事故が連続的に発生しています。
どの事故も小さなミスからの大事故。
タクシーとの接触事故に慌てて暴走し事故、
夜通し運転し居眠りをしての事故、
運転中の考え事による事故、
車線変更時の確認ミスによる事故
防ごうと思えば防げた事故がほとんど。
昨夜発生した東北自動車道での多重衝突事故は、軽自動車の車線変更時に大型トラックと接触、
そこへ別の大型トラックが追突し、さらに普通乗用車2台が次々に追突。
車間距離を十分にとっていれば、大型トラックと軽自動車の接触事故だけで終わっていたことでしょう。
前方で発生した事故を避けきれずに大型トラックが追突し、その大型トラックを避けきれずに普通乗用車2台が追突したわけですから、車間距離を十分にとり、
前方の障害物を見事にかわしていれば・・・
一般道でも高速道でも本当に常々思うのですが、
なぜ、5mや10mほどしか離れずに走っているのか理解できません。
前車が絶対に事故を起こさない確証がどこにあるのか聞いてみたいものです。
高速道ではもちろんのこと、一般道でも車間距離が5mや10m程度では、前車が急ブレーキをかけたら、
時速20km程度でも追突は避けられないでしょう。
つまり、自分の命を前車に預けているようなもの。
まったく見ず知らずの前車のドライバーに命を預けるとは、バカとしか言いようがありません。
車間距離を詰めて走っている車を見ると、「ほほ~、あの車は前の車と運命共同体なのか」と思ってしまいます。
前車が事故を起こせば自分も事故と決まっているようなもの。
私はまっぴらごめんです。
車間距離さえとっていれば、前車が事故を起こしても、自分はそれを避けるか止まるかの選択ができる。
しかし、車間距離をとっていないとその選択肢はなく、前車が事故を起こせば自分も事故が決定となる。
そんな生き方のどこが良いのでしょう???
それと、長距離バスの居眠り運転事故について。
規制緩和をして経済性を重視した副作用と言っていいでしょう。
世の中、金、金、金、となっていった結果が見えてくる頃です。
その一つが原発事故であり、長距離バスの事故であり、低賃金で働く人の増加であり、
価格重視になったことによって衰退してきた日本の技術力であるのではないでしょうか。