図書館のカウンターに本を放り投げるように返却してるバカを見かけた
「この人、握力がないのか?」とも思ったが、
20冊近く入っているバッグを持っているのだからそんなはずはない。
どんな奴かと思って顔を見てみると
覇気のないというか、魂の抜けたようなというか、人生に生きがいを持っていないというか、
そんな感じが見て取れる表情をした母親。
母親がこのようでは子どもも人から借りたものを放り投げるように返すのだろうなと思った。
放り投げるように返却するくらいの本なら借りるなよ!
皆さんの税金で買っているものを雑に扱うなよ!
放り投げるくらいの物なら自分で買えよ!
人様から物を借りておいてなんなんだあの態度。
1時間くらい説教でもしてやりたいと思ったが、
私がそんなことをしなくとも、その分、どこかでそれ相応の出来事があるはずだ。
自分の行いは自分に返ってくる。
例えば、年老いてから自分の子どもに放り出されるとか。
自分の位牌を放り投げるように扱われるとか。
人生、世の中、そんな風にできているもんです。
物すら大切にできない人は、人を大切にもできない!
物を大切に扱わないから、疲れ切ったような顔をしながら人生を送らなくてはならないんだ、あの人は。
と思うとイライラした気持ちが落ち着きました。