この国は道具を使いこなせないのか?


順位は落ちたにせよ、世界第3位の経済大国で先進国と呼ばれている国が、


未だに、水道メーター、電気メーター、ガスメーターの検針を人が行っているというのは先進的なのか?



各家庭へのインターネット回線の普及率は100%ではないにしても、インターネット回線と電話回線どちらかが繋がっている家庭なら90%を超えているはず。


ならば、水道メーター、電気メーター、ガスメーターのデータを回線経由で送信するようにしたらよかろうに


技術的には可能なはずなのにそのようにしない理由はどうせ金のことだろう。


損して得を取るという考えは無いのだろうか。



それとも、人が1軒1軒を巡回して検針することに意義があるのだろうか?


例えば、検針時にいつもより使用量が少ないと、この家庭に何かあったのかと察し、気にかけてくれて孤独死が防げるとか?


最近のニュースを見ている限り、そのような効果はなさそうですがね。


むしろ、料金を支払わないとほぼ一方的に供給をストップするだけではないか?



各メーターのデータを回線経由で送信し、そのデータが不自然であればアラートが表示され、そのお宅の様子を自治体なり、警察なりが伺いに行く。


こちらの方がより孤独死を防げるのではなかろうか。


ちなみに、電話回線なりインターネット回線の通信料などは、各メーターの検針員の人件費分を使用するので、電話料金を払っていないお宅でもメーターの通信は可能というようにしておく。




こんなこと、今の日本の技術なら可能だと思うのですがねぇ。


技術をうまく使いこなせない国。



それと、行政においても、総合行政ネットワーク(LGWAN)なるものがあるのですが、こちらも相当な金を使っている割には使いこなせていないようです。


最近でこそ、eLTAXで電子申告ができるようになるなど動きはありますが、そこ止まり。


住民基本台帳カードを作っても、運転免許証の住所変更やら転入届やらはそれぞれ個別の窓口へ行かなければできない。


意味がないに等しい。


税金の無駄遣いの一つに該当してしまうのではないでしょうか。



スーパーコンピューターはあっても、技術的に簡単なこれらのことは実現されていない国。