AIJの巨額の損失が発覚し、各厚生年金基金の現状が次々と明らかになってきました。


どの厚生年金基金も運用はあまり芳しくないようです。


破たんまで至らなくとも、今後は保険料を増額、支給額を減額しなければ維持できないようです。


正常に運用していてもうまく行かない状況で、AIJの場合はさらに悪質な資金集めと運用をしていて、


AIJに資金運用を任せていた基金は大打撃を受けたことでしょう。



さらには、厚生年金基金などを運用する会社に厚生労働省や旧社会保険庁の職員が何百人も天下りをしていることも発覚。


資金運用会社に複式簿記すら知らないような役人が天下りして何の役に立つのだろうか?


当然、資金運用のノウハウなど皆無。


それでいて何千万円もの退職金や報酬を得ている。



以前から何度も言っていますが、


この国は、公務員と議員によって食い潰される。



既に国民年金は破たん状態で税金によってどうにか維持しようとしている段階。


さらに厚生年金基金の多くも運用がうまくいっておらず危うい状態。


となると、厚生年金や共済年金も中身は同様でしょう。



今の現役世代にとって年金とは、「保険料は払うが支給は受けられないもの」となるのではないだろうか。



税金にしても年金にしても健康保険にしても、公務員や議員に金を預けると必ず損失が発生すると思った方がよい。


いかにして公務員や議員どもにお金を渡さずに生きるか。


それが今後の日本人の生き方になるのでは