経済大国、先進国・・・・
そんな風に呼ばれるこの国の実態は、
多くの人が職探しをし、
多くの家庭が共働きで家計を支え、
多くの人が先行きに不安を抱えている
豊かな国と言えるのだろうか
物と金があれば豊かなのだろうか
最新のデジカメを手に入れることで豊かになれるのだろうか
最新のスマホを手に入れることで豊かになれるのだろうか
高機能な家電に囲まれて生活することが豊かな生活と言えるのだろうか
それらによって何がどうなるのだろうか
新しい物を手に入れた時のほんのわずかな間の幸せが本物の幸せなのだろうか
すぐに消えてしまう偽物の幸せを味わうために次々に新しい物を手に入れているのではないだろうか
新しい物を手に入れてもすぐに褪せてしまう、そしてまたすぐに新しい物を手に入れる
すぐに褪せてしまうのはそれが偽物の幸福感だからではないだろうか
本物の「豊かさ」、「幸せ」を見失っている国。
本質を見失っている国。
東日本大震災のときに関東の人たちはなぜか買いだめをした。
ガソリン、電池、米、水、カップめん、トイレットペーパー、などなど
被災地において今すぐに欲しいものばかりを関東の人たちは買いだめした。
買いだめをした人は幸せでしたか?安心でしたか?
他の人たちが困っていても、自分が困らなければ幸せを感じますか?
そんな幸せが本物の幸せなのでしょうか?
本質を見失った行動だったのではないでしょうか?
金や物を優先させた生き方と気持ちや思いを優先させた生き方
両者の違いがそろそろ見えてくるのではないだろうか。
それは日本の中の個々の人々の間においても、世界の中の日本と他の国々の間においても
失敗したなぁと思うのはどちらでしょう。