三洋電機の大部分を中国家電メーカー「ハイアール」に売ってしまったパナソニック。


三洋電機としてはパナソニックの傘下でどうにか生き延びていけるのではないかと一瞬思ったことでしょう。


ところが、パナソニックは三洋電機の電池分野だけを残し、大部分を中国のハイアールに売り渡してしまった。


パナソニックとしてはどのような戦略があったのでしょう。


ただただ三洋電機のエネループだけが欲しかったのか、だとしても、家電分野を成長著しいハイアールに売却したのは正解だったのだろうか?



そのハイアールが三洋電機の家電技術を生かし日本市場に攻勢をかけてきた。


もし、このハイアールが日本市場でのシェアを拡大し、日本企業がパナソニックがシェアを奪われることになったら・・・


パナソニックが捨ててしまったものに、パナソニックが食われるなんてことになったら・・・


世界的に「バカなことをしたもんだ」と言われかねない。


きっとその辺は計算したうえでの戦略だったでしょうから、無駄な心配だとは思いますが。


韓国のサムスン、LG、中国のハイアールの勢いを見ていると、日本企業が束になっても勝てないのではと不安に思うようになってきた。