スマートフォンが普及していますが、スマートフォンでも架空請求やウイルス被害が出始めているようです。
これまでにあったインターネットサイト上や携帯サイト上の架空請求と手口は同じです。
IPアドレスやパソコンのOS、ブラウザのバージョンなど、あたかも「あなたの情報はすべて把握していますよ」みたいな画面が表示され、料金を支払わないと督促され、裁判沙汰にまでなりますよと脅す手口。
それがスマートフォンだと、機種名まで書かれているものだから、使用者は相当不安になるようです。
しかし、その程度の情報は常に通信のやり取りで流れているもの。
Webサーバやサイト、ネットワークを管理している人ならおわかりでしょう。
通信してきたIPアドレス、パソコンのOS、ブラウザの種類やバージョン、携帯やスマートフォンならその機種までわかるのは当然のことなのです。
もっと詳細に解析すれば、IPアドレスがどのプロバイダーで使用されているか、また、どの地域にそのIPアドレスが割り当てられているかまでわかります。
でも、個人の住所までは特定できません。
にもかかわらず、自分から連絡先に電話やメールをしてしまうと、個人が特定できる情報を与えると同時に、直接的な脅迫の手段も相手に与えてしまうことになるのです。
そういった基本的?なことを学校で一律に教えてはどうかと思うのですが・・・
そうすれば、そのような手口で無駄にお金を支払う被害も無くなるはずです。
ちょっと知っていれば、何の不安も、恐れも抱く必要はないのです。