今、シリアでは国の体制に反対する者が国によって殺されている事実がある。
それをやめろと非難する案が、国連安全保障理事会で否決された。
反対したのはロシアと中国。
反対した表向きの理由としては内政干渉とのことですが、内政うんぬんの以前に、人としてどうなの?と思う行為なのですが・・・
見方を変えれば、ロシアと中国は「国に反対する者を殺すのは問題ない」ということなのでしょう。
つまり、ロシアや中国国内で、自国民が政府に対し何らかの反対行動を起こした場合には、ロシアも中国もシリアと同様にその者を殺害する。
その可能性が高い国であると証明したようなものです。
このことに対し、ロシア、中国の国民はどのように思っているのでしょう。
それが当然?そうされてもいい?
以前から言っていることですが、
反対する者を武力で抑制しても、最期はどのような結末があるのか、これまでの世界の歴史を見返して考えてみるとよいでしょう。