2010年、2011年は自分にとっての常識、安定といった、長年当然のようにあったものを壊し、新たなものを作り出す準備をした年でした。
この2年間だけを見ても、これからの日本がどうなるのかがはっきりと見えてきました。
それこそ想定外のものすごく良い出来事でも発生しない限り、日本は衰退し続けるでしょう。
人口が減少し続けるのは間違いなく、
それどころか、減少しながら高齢化となる。
現段階でほぼ破たん状態となっている年金制度や介護保険制度、健康保険制度はさらに悪化。
現役世代の負担は増えつつ、受けるサービス内容はどんどん薄いものに。
日本企業は生き延びるために海外生産を重視。
それによって日本人の仕事はさらに減少。
日本企業が安いものを多く売って利益を得ることばかり考えているうちは、この流れが継続することでしょう。
価格が高くても売れるものを作り出せれば、好転も望めるのですが・・・
どの分野を見ても下り坂で、短期的に上り坂となっても、長期的に見れば結局は下り坂。
そんな状態が今後何十年、もしかすると永遠に続くのではないでしょうか。
こんな状況を考えると、国や企業に頼りきるのは危険だし、日本国内だけでしか生きることができないのも不安。
場合によっては国外で生活する方が色々な意味で豊かな生活を実現できるのでは?
ということで、以前からちょこちょこやっていた中国語と英語の学習を再開させます。
中国語は中国へ行くというよりも、台湾に行ってみたいので。
世界共通とも言えるITと語学力があれば、日本国内に拘る必要はなくなるわけです。
そして、震災によって見えた人との繋がり。
中途半端に繋がっていても、いざという時に手を差し伸べてくれるのかどうか・・・
やはり本質を見直す必要がありそうです。
一人では嫌なのでとか、一人よりは何人かのほうがとか、そういった理由だけでの繋がりはいらないし、
こちらが重きを置いているにもかかわらず、あちらはそれほど・・・といった繋がりも整理する必要がある。
自分で言うのもなんですが、
私は本質を重要視し、物事に対するポリシーをしっかりと持っているぶれない人間なので、
言っていることとやっていることが異なるような人間との繋がりもばっさりと切らねば。
仕事上でも、本質を忘れ、儲けることばかりを考えている人との付き合いはしたくありません。
本質を追求している人とともに仕事をしたいものです。
ということは、2012年もさらに壊す物事が出てくるのでしょう。
自分自身を一新するうえでも徹底的に壊し、ガンガン作り上げる。
そんな年にしたいものです。