日本の地方で発生した事故が海外でも報道されたようです。
やはり、フェラーリだのランボルギーニだの、高級外車が一度に10台ほど大破したということで報道されたのでしょう。
海外では時速140㎞~160㎞で走行していたなどと報道されていたようですが、
アウトバーンであればよくある速度ではないでしょうか。
しかし、ここは日本、しかも高速道路としてはカーブのきつい個所、しかも路面が濡れていた。
やはり、その道路、その天候に合わせたドライビングが必要だったと思われます。
そして、フェラーリともなれば、普段の通勤などで運転することもなく、
愛好家のイベントに参加するなど、休日の高速道路を巡航する程度の運転が多かったのではないでしょうか。
その程度の運転ではその車本来の性能を把握することは難しく、
人馬一体となった感覚での運転をできていた人は少ないのではないでしょうか。
やはり、高級車ということ、最低地上高が低いことなどから、手荒な運転はしづらく、
急ブレーキや急ハンドルなどのテストはしていなかったのでは?
自分の車の限界を知るとこまでには至らずとも、限界を予測できるくらいのテストは自らしておくべきです。
普通に日本車を運転している人たちにも多くいますが、
何の根拠があって山岳道路のカーブをその速度で走っているのか、疑問に思うような人が見受けられます。
明らかに車体をぶん回すかのような走りの人がおり、タイヤの性能がもう少し劣っていたら対向に飛び出すのでは・・・
という、タイヤ頼みの運転をする人が意外にも多いこと。
今回のフェラーリやランボルギーニの事故も、
路面が濡れている高速カーブでの愛車のグリップ力、安定感などをしっかりと体で覚えていれば
前方を見ただけで、このままでは危険だと感じそれなりの運転をして事故にも至らなかったでしょう。
車をしっかりと操縦したいのであれば、
車の重心移動ができること
路面状況をタイヤの振動、挙動から読み取れること
最低限、これくらいはできないと
車の重心移動ができるということは、車体の挙動を感じ、それに合わせたブレーキング、ハンドリング、アクセルワークができるということです。
さらには、それらによって車体を次の動作へスムーズに導くことができるということ。
そして、路面状況をタイヤの振動、挙動から読み取れるということは、正しい姿勢でシートに座っているということ。
つまり、基本中の基本。
この路面状況に合わせてブレーキングやハンドリング、アクセルワークを行い、車体をコントロールし、危険回避も行うわけですから。
アクセル踏めば簡単に時速200~300㎞出ちゃう車に乗るならば、最低限これくらいは意識し、
できれば、AWDのインプレッサやFRのBRZで走り回り、人馬一体となったドライビングを実感してから
フェラーリなどに乗ると、愛車をしっかりと守れるのではと思います。
スバルの宣伝もしとかねばな
これから発売されるBRZは、既に有名な元レーサーや現役レーサーたちが試乗していますが、
ピュアなスポーツカーだそうです。
最新電子装備やハイパワーエンジンで作り込まれた走りではなく、車そのものの性能をしっかりと感じることのできる車ということらしいので、
スポーツドライビングを上達させたい方には最適だと思われます。
私個人としては、デザインだけがどうにも物足りなく感じてしまい、所有するとなるとちょっと・・・
運転はしてみたいです。