東京都世田谷区内の一部で高い放射線量が計測されました。
以前から言われていたとおり、関東一円にも風に流されて放射性物質が到達しており、
雨によって集められた箇所から高い放射線量を検知することがあるのです。
今回、世田谷区で計測された放射線量は、福島県内での計測値よりも高い値です。
岩手県、宮城県のがれき処理受け入れに反対している人がいるようですが、
岩手、宮城に放射線量よりも、関東の放射線量の方が高い数値であることを認識すべきです。
被災地のがれき処理を受け入れ、被災地の復興の手助けをしつつ、
自分たちの周囲の心配をした方がよさそうです。
「被災地のがれき=放射性物質が付着」などと安易に考え苦情メールや電話をした者が少数いたようですが、
何の根拠があったのでしょう?
何の知識、データ、事実も無いのに、自分の周囲は安全で、その安全な所へ危険なものを持ち込むなと反対していたわけです。
その安易な考えが崩れたと言ってもいいでしょう。
実は、東京の方が危険な状態で、被災地のがれきはまったく問題ないのではないでしょうか。