メルセデスベンツ Bクラスのデザインを見て思ったこと。
車全体の「形」としてデザインしているだけで、
その車が持つ感情を表現するための「表情」が無い。
つまり、無表情なデザインにとどまっているのではないだろうか。
そんな難しいことではなく、言ってみれば顔のしわのようなもの
Bクラスのサイドのデザインにラインが2本入っています。
日本車にもラインが入っている車はありますが、これほど大胆に、躍動的にラインを入れている日本車はありません。
ラインを入れていてもどこか控え気味で、ただ一直線に折り目を付けただけのものが多く、ラインを入れた効果があまり感じられないものばかり。
Bクラスのラインは大胆で彫りが深く、太陽光によってしっかりと影ができ、
また、路面からの反射によっても表情を作り出している。
そして、ボディカラーの絶妙さ。
単なるシルバーではなく、ブラウンでもなく、ブルーでもなく、
それでいて、しっかりと影を映し出す塗装。
のっぺりとした無表情、味のない色、これでは所有したいと思えないのでは?
ただ耐久性があり、信頼性があり、高機能というだけでは海外の自動車には勝てなくなっています。