最近、気になる自動車は、ヨーロッパの低排気エンジンの車です。


フォルクスワーゲンの「ポロ」


アウディの「A1」


フィアットの「500」


アルファロメオの「ミト」


など


1L~1.4Lのエンジンを搭載し、それでいてパワー不足を感じないというより、パワー充分な車たち。


これまでは車体も大きく、エンジンの出力も大きい車に興味がありましたが、


道具として考えたときにどうも「無駄」を感じるようになってきました。


4人か5人で乗車し、長距離を走って旅をするなどありませんし、以前のように数人でスノーボードをしに行くこともなくなりました。



今の自分に最適な車は、と考えると



2人乗車でゆとりがあり、狭い道、狭い駐車場でもストレスなく操縦でき、


長距離を走っても疲れない硬めのシートで、エンジンは小さくてもパワー不足を感じない車。



これらを満たす車は残念ながら日本車にはありません。


いつかはヨーロッパ車のようにシートも硬めで、エンジンの排気量の割にパワーがあり、なんていう車が


日本のメーカーから発売されないだろうかと待っていましたが


どうも日本車のメーカーからそういった車は出てきそうにありません。



実家のトラヴィックは元はドイツ車で、シートも硬めで、2.2Lとは言えターボ車でもないのにターボ車のような


加速をし、ミニバンという重い車体をスッと動かしてしまう小気味よさを持っています。



エンジンパワーの数値的にはヨーロッパ車の方が下回っていても、実際に運転するとハイパワーの日本車より


運転しやすいことがあります。


エンジンのセッティングなのかわかりませんが、日本車にそれと同様のことはできないのか・・・


残念でなりません。