福島第一原発のライブカメラ画像。


Pleiades★

こうやって見ると晴れていて穏やかな様子、何事もないかのように見えますが・・・


現場では緊張状態で作業員の方々が作業をしているのでしょう。



昨日も討論番組で原子力の専門家が話していましたが、


福島第一原発は地震が発生して自動でしっかりと停止した。その後の津波によって電源が失われたために


冷温停止に持ち込むことができなかっただけで、地震でも安全に停止したんだ。


という内容の話をしていました。




原子力発電はただ停止しただけで安全とは言い切れないものだと、なぜ言わないのでしょう。


化学的には核分裂の停止とは言えても、


制御棒により核分裂を停止させただけでは本当の停止とは言えず、


核分裂を止め、さらに高温の燃料棒を冷却し、安定した状態になって「停止」というのが原発なのではないだろうか?


地震が来ようが、津波が来ようが、原発の建物が倒壊しようが、冷温停止にできる!


と断言できて、安全な原発と言えるのではないでしょうか。



原子力発電に関係した学者たちが、今回の事故に対し自分たちの非を認めないのであれば、


同様の事故はこれからも発生するでしょう。


非を認め改めるから成長するのであって、いつまでも非を認めず自分たちの理論を正当化するのであれば


事故を引き起こした原発に関係した人で終わるだけです。


「どんな地震、津波、(できたらテロにも)にも耐える原発を作った人」になりたくはないのでしょうか。




そして、今後は


もっと視野を広げてエネルギー政策を考える必要があると思います。


世界的に原発が先進国の主流だと言って、それなら日本も、みたいな導入ではなく、


地球規模で考え、日本列島は地震や津波の発生確率がどうなのか、それだけの発生確率がある場所に


原発はふさわしいのかなど、環境アセスメントではなく、地球アセスメントというレベルでの評価が必要だと思います。



原子力発電所の建設費用や今回のような事故になった際の賠償費用などを考えると、その費用で新エネルギーの開発を行った方がよかったのでは・・・


と考えてしまいます。


事故になるとこれだけ面倒な原発にいつまでもすがりつくのではなく、


世界とは違い、日本は原発以上に安全で効率の良い新発電技術を開発してやる!と


新たな道を切り開くのもよいのではと思います。