「大震災・原発事故 いま政治は何をすべきか」


与野党それぞれの人に「いま政治は何をすべきか」を討論してもらうもの


出席者は
■民主党 幹事長/岡田 克也 さん
■自由民主党 幹事長/石原 伸晃 さん
■公明党 幹事長/井上 義久 さん
■みんなの党 幹事長/江田 憲司 さん
■日本共産党 書記局長/市田 忠義 さん
■社会民主党 幹事長/重野 安正 さん
■たちあがれ日本 幹事長/園田 博之 さん
■国民新党 幹事長/下地 幹郎 さん


ここでもう一度確認!


「今、政治は何をすべきか」。「今、政府は何をすべきか」ではない。


出席者の表情、話しているときの姿勢、内容を聞いていると、


「政府はこうするべき」


「政府がこうするべき」


「責任は国と東電が」


などなど、まるで他人事のような言葉が並ぶ。


政治は何をすべきか?なのに、政府が、国が、東電が・・・


「こういう対応がいけなかった」とか、「こうするべきだった」とか言うが、事後であればどうとでも言える。


それを言うのであれば、


1990年代に、原子力発電所が被災した場合、全電源の喪失があり得ること、全電源の喪失に備えるべきだと指摘されたにもかかわらず、それを無視し、放置し続けてきたことに対してはどう言うつもりだ?


以前にも言ったが、


原発を作り、推進してきたのは、長年政権を握ってきた自民党政権時代だ。


しかも、1990年には既に全電源の喪失に対処すべきと指摘されたのに、何の対応もしなかった。


その後20年も政権を握ってきた自民党であれば充分に対応できたはず。


自民党政権が放っておいた危険な原発を政権交代により引き継いだ民主党政権が1年以内に対処していれば・・・


とは言っても、1年足らずでは実現は不可能に近い。


20年あって、指摘されたのに無視。


この責任もしっかりととってもらいたい!



こういった背景を考えると、東日本大震災の復興は現民主党政権が責任を持って行う。


福島第一原子力発電所の対応は、これまで長年対策を取らなかった自民党に対処してもらう。


これでもおかしくないと思う。



そして、他人事のように批評しかしない他の党にも、国民の代表であるという責任を負わせるべきだ。


この期に及んで政府の批判しかできない?


もっと具体的な案を述べることはできないのか?


本当に自分たちが政府だったら、こうすべき、ああすべきと言ったことができていたのか??


言うが易し、行うは難し。



今のところ政府の批判しかしていない国会議員たちにできることは、給料の削減しかないかな



原発事故が落ち着いたら、長年の原発政策に対する責任追及もお忘れなく!


起きてしまったことに対処するのは今の政府だが、


こんな事態を防ぐことができたのは今までの政府だ。