ぼくとその方 7 | 近恵バドの投げっぱなしジャーマン!

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このブログは、女子プロレスに関して、言いたい放題・投げっぱなしジャーマンのブログのような『文字ラジオ』だよ~ 過激な発言・内容等が予想されると思うので、気分を害する危険のある方は、精神衛生上イクナイと思うので読まないでくださいネ♪

ぼくの試合の観戦は、続いていた。

地方の興行への観戦も積極的に続いていた。

 

 

だからだろうか、2010年頃、段々と地下アイドル化していく業界を目の当たりにしていた。

 

そんな中、業界と積極的に交わろうとしない、その方の姿勢に疑問を持っていた。

 

「どうして衰退していく業界と距離を取っているのだろう?」かと。

 

 

そんな中、ぼくに出資してくださるという方が現れた。

同時に、協力してくれるという会社を経営するファン仲間もいた。

 

ぼくは、興行を開き、その方に、現在の業界の様子を見てもらおうと思った。

 

それは、大きな賭けでもあった。

その方の”心”が動くかどうかの。

 

とりあえず、協力してくださる団体様を探すところから始まった。

地方で興行を堅実に行っている団体さんと、関東圏を中心に若手が多く所属する団体さんが、OKをくれた。

中には、社内会議を開いて検討してくださる位、協力的な団体様もあった。

 

 

そして、興行の日時と参戦予定選手が決まった。

 

2011年5月3日

 

 

決定事項をいち早く知らせようと、ぼくはその方に手紙を書いた。

会場は、4,500人位が入る会場で、参戦予定選手は、20人位いらっしゃっただろうか。参戦予定の選手の名前も全部の情報を伝えた。

 

ぼくは、その方に、現在(当時)の業界の様子を生で観て感じてもらいたい一心だった。

 

 

 

 

 

しかし、その興行が行われることは無かった。

 

2011年3月11日、日本では大変な事が起こってしまった。

その影響もあってか、その伝えたい気持ちは、形として実現することは無かった。