意味のある筋力トレーニングなのか?① | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。

昨日upしたエバーウォークインターンシップは定員になりましたので募集を終了します。
話題変わりまして、、、
本日の話題に入ります。。。

筋力トレーニングを否定するわけでない。
ということははじめに伝えたい。

しかし、明らかに意味のないというか考えていないであろう筋力トレーニングは無意味だと思う。

その典型的なのがSLRである。


臥位で股関節屈曲、膝関節伸展位のトレーニングがどのような動作に繋がるのかは疑問がたくさんある。

まず階段をイメージして欲しい。
股関節屈曲、膝関節伸展では登らないし仮にSLRでついた筋力は筋力はついても動作に繋がらない。

SLR→筋力↑ではなく、、、

SLR→筋力↑→動作(行動)にならなければならない。

筋力を動作に転換して意味のあるトレーニングである。

では、何で一般市民が筋力トレーニングをするのか?

それは簡単でスタイルよくしたいとかの理由が大半である。だから2ヶ月で-15kgとかの特異性ジムがビジネスになる。

結局は、モテたいのだ。
これも立派な行動である。

少し離れた話題になってしまったが本題に戻すと、

一般的な病院や施設でのリハビリテーションは75歳以上の後期高齢者が大半である。

流石にモテたいとは思っている人は少ないが周りに迷惑をかけたくないと思っている人は少なくない。

娘、息子に介護の迷惑をかけたくないという方はたくさんいる。
筋力をつけただけでは状況はあまり変わらない。
まぁ、筋力をつければ寿命は延びるが長く生きることにあまり意味はない。あくまでも平均寿命でなく健康寿命を延ばす方を求めている。

続く。