呼吸と体幹の関係性! | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。

今月は、総合呼吸リハビリ研究会では、呼吸機能を体幹をトピックスにあげセミナーを展開してきました。

5会場で開催し、200名の療法士の方々が受講していただけました。

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(写真は福岡で開催された時のです。)

午前の部では、呼吸を診るための座学を中心にお話ししました。

例えば。聴診技術ですが、異常音を探すのが第一目的になってはいけない。まず、呼吸音が聴こえるか確認し、その後、音の種類を判断する。

順序が違うと得られる所見にも誤差が生じてしまいます。
そして、聴診に対しての苦手意識が植えついており難しいと思っている人が多いです。
実際はそんなに難しくないです。

細胞レベルでの呼吸の話しを少しだけさせていただきました。
この分野は、近年研究が盛んに行われいろいろわかってきています。

午後は、体幹と呼吸にフォーカスした実技です。

まず、これにはこれというのは理想的ですが、一人一人環境や背景が違うので必ずしも同じという患者さんはいません。ですので考える技術を中心に話しています。

評価時間9割、治療1割といった配分です。
適切に問題点を抽出できれば#1の問題に対して治療すれば治療時間なんて10分もいりません。
ダラダラ治療しても仕方ないですしね。

また、整形外科勤務だから呼吸は関係ないとかの考えは捨てた方がいいです。
内蔵系の疾患は、必ず筋骨格系に影響を出します。
少し考えてみてください。

筋や骨の栄養は?

内部疾患系の患者さんを正確にリハビリできることは相乗効果が期待できます。


次回は、2月です。
体幹と呼吸の関係です。内容としては今回ピックアップしなかった筋肉を対象にしていきます。また、今回参加できなかった方もご参加可能です。

詳しくは、総合呼吸リハビリテーション研究会ホームページをご覧ください。

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