理学療法士の数と希少性の原理 | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。


世の中には、先人が作り上げた原理がある。

「希少性の原理」・・・手に入りにくいものほど貴重だと感じること

数が少ないほど、欲しいと思うお客さんが登場します。

ここで重要な言葉は、選択と排除です。

簡単に説明すると、選択されるか排除されるかのどちらかの現象だと思ってください。
これは、誰もが無意識化に行えるモードだと考えてください。

いつでもどこでも手に入る商品は価値が低く、数が少ないほど価値が高いという傾向にあるということです。

≪では、理学療法士が増加するとどうなっていくのか?≫

まず、希少性の原理から言うと理学療法士の価値が低下していきます。しかし、超高齢化社会の現在、リハビリテーション需要はあります。

だからまだ安心というわけではないです。
毎年1年に10,000人以上の同業職の仲間が誕生する世の中です。

≪継続し、生存することを第一に考えるとどうでしょう?≫

今は、何とかなるが10年、20年先を考えるとお先真っ暗です。(普通にやっていたら・・・)

そして、今の時代の主流は、「専門性」です。
○○に特化することです。

専門性というのは、市場マーケットでいう「限定品」と同義語に近いです。

数量や期間、カラー、方法、地域などを絞り込んで売る方法です。
例では、マクドナルドなどは、秋になると月見バーガーやリーバイスなどはシリアル番号を入れたりして売込みしています。

理学療法士は、自分自身が商品だという認識を持つべきです。

病院が○○しかやってはいけないとかいう病院に勤めていると専門性は失われます。どういうことかというと変えが利く商品ということです。変えが利くということはあなたでなくいいということです。
こうなったら終わりだと思った方がいいです。。。

≪さて、ではこれからどうなるかと言うと、、、
次は、「カスタマイズの時代」が到来することが予想されます。≫


カスタマイズの例は、オーダーメイドの洋服とかです。あとは、アイフォンのようなコラボレーションなどが流行ります。

専門性とは、脳血管とか運動器とかであり、その先にあるのは、カスタマイズ。

その人にあったリハビリを提供できることが前提として関与してきます。
疾患をみるのでなく、その人を診る。言葉でいうと簡単ですがかなり難しいです。

自分の特徴を分析して、ポジショニング取りが大切な時代がもうすぐリハビリ業界にも当たり前になるでしょう。

続きは、次回・・・!(^^)!