最終回です。
回旋系にスポットを当てます。
背骨を回旋させるということは、地に対して垂直に背骨を立てられる人間だけができることです。
前屈系や後屈系の姿勢は、四足歩行をする動物にも可能ですが、この背骨をねじるという動作は、運動形態には存在しないそうです。
つまり回旋系こそが人間らしさなのです!
高齢者になるにつれてその回旋の可動性が失われます。
若い方でも回旋の可動性出ない方多いですよね?
私自身、長期寝たきりの患者さんの関節可動域をすべて計測した経験がありますが、30人位だったかな?
結果はどの関節も回旋系の制限が一番でした!
室伏広治もあれだけの筋肉のせいで、脊柱の可動性が失われ、発達学的にアプローチをしています。かなり回旋系を意識していますね。結果、36歳の彼が世界選手権で優勝です!
ギグスもそうですが、年齢って最近関係ないね(笑)
かなり、回旋系の運動大事ですね!