WPサスペンションオーバーホールについて その2 | WPサスペンション白力のブログ

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WPサスペンション正規ディーラーのブログです。
バイクのサスペンションやレース関係について
書いていこうと思います。

おはようございます!

motogp 茂木ラウンドが中止になりましたね・・・・
やはりヨーロッパの人の影響力が大のmotogp運営の方々は
日本に来たくないってのが本音でしょうか・・・


オリンピックはやるけどmotogpはやらない・・・何故でしょう・・・

 

おっと、また脱線してしまいました。

今日こそは本題のオーバーホールについて

 

よく旧型WPサスはオーバーホールできますかとのお問い合わせを

いただきます。

 

まずそこは大前提ですので、旧型リアサス(形式 3612、4681、4014タイプ等)を中心に
ご説明差し上げますと
1.メーカーからは旧型サスペンションについては基本的にはオーバーホール用の部品は
  供給されています
、サスペンションボディの根幹を成す部品の供給は終了しています。
  よって転倒や事故などによりサスペンションボディ、ロッドに損傷、曲がりなどが

  あれば修理が不可となりオーバーホールもできません。
  ただし例外もあり弊社で在庫している場合、小加工や製作で対応可能なもありますので
  そこは一度ご相談ください。


もっと簡単に言えば現状で使用できている状態であればオーバーホール自体は
ほぼ可能ということです。

弊社がWPの輸入を始めた30年以上前(1988年ごろ)に生産されたサスペンションでも
オーバーホールできるのはWP社の良心ともいえると思います。

そしてオーバーホール作業自体は最新の機器を用い、年々アップデートされたオイルを使用して
作業されますので当時の新品時にはなかったメリットも付与されます。

オイルはmotogpやmxgp、ダカールラリーなど世界のトップカテゴリーで使用されるオイルと
全くの同一です。

 


旧WP製品のイメージ画像

WP製バキュームポンプ