ネタ切れその2 | WPサスペンション白力のブログ

WPサスペンション白力のブログ

WPサスペンション正規ディーラーのブログです。
バイクのサスペンションやレース関係について
書いていこうと思います。

おはようございます。
またまたネタが枯渇してきた模様です。
昔からカメラを持ち歩く癖がない+奥ゆかしい性格ゆえ持ってても撮らないので
今となっては貴重な体験を画像でお伝えすることができず非常に残念であります。

今回は以前お出ししたクイズの解答編です。

答えはコイツ、油圧式サスペンションテスターを動かす巨大油圧ポンプ。。。でした。
誰も興味がないのか回答はくれませんでしたがね・・(涙)



画像ではわかりにくいかも知れませんが、この部屋かなり奥行きがあります。
これだけで結構なスペースをとってましたし、防弾ガラスばりみたいな部屋で遠隔操作してましたので
何故?英語で言うとwhy? と質問したらスプリングが装着された状態での高速ダンピングの計測や耐久テストには
やはり危険が伴うとのこと。(作動中は入室厳禁です。)

(注* 防弾ガラス装備だからといって黒い組織が定期的にカチこんでくるわけではありません)

それを実現するためのポンプと部屋だったのです。
また、大型油圧ポンプならではの超強力なトルクで極低速で作動させることにより
特にロードでは重要視される本当の意味でのフリクションを含めた
極低速~低速の味付けを安定して測定しベースセッティングに反映していきます。
ここではロードからモトクロス、ラリー、エンデューロなど様々なジャンルのものすごい数のサスペンションの
データが集約され開発の一つの要となります。

但し、以前もお話しさせていただきましたがここまで強力で精密なテスターですら
人間(ライダー)の感性には遠く及ばないとテスト専門若頭エンジニアは言っておりました。
ちなみに金額は当時約3千万円ほどだそうです・・・・

嗚呼、また真面目になってしまいました。

それではお待たせしました、”北斗の拳”今日の名言です。
れには強い男が必要だ。あらゆる実験にたえうる木人形がな・・

とテスト担当若頭補佐エンジニアとツイートしたかどうかは定かではありません。