【いい物を作ればいつか解ってもらえるの間違い】 | 商店街活性化!販売促進の方法を考えよう

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有限会社ダブリュピー81

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による、販売促進を考えるプロジェクトです。

今の人は『必要な物』を買うのではなく、『気持ちが動く物を買う』
ではそれはなんなのか?

【いい物を作ればいつか解ってもらえるの間違い】
ー自分達の順番が回ってくるタイミングが昔よりずっと遅くなっているー

『いい物を作ればいつかは解ってもらえる』

いい言葉ですよね。でもこれは今の時代においては典型的な間違いなんです

たとえば『パン』を例にとりましょう。この場合はいい物とは『味』が相手に勝つポイントと言う事になりますよね?

では、『味』はどうやったら伝わるのでしょうか?もちろん、食べた時です。では、パンはパン屋さん以外では買えないかというと違いますよね?

コンビニ、スーパー、駅の売店、と昔だったらパン屋でしか売っていなかったものですら、今はこれだけの場所で売っています。

つまりお客様が『パンが食べたいな』と思ったときに、どこで『最初の情報』に触れるかがポイントになります。

では、お客様がその『最初の情報』に触れる瞬間が一番多いのはどこでしょう?

答えはコンビニです。『情報』が一番伝わるのは『目』にしたときです。

公共料金を払いにコンビニに行く、”小腹が減ったな、、”と思い、その時、目の前に『パン』があってついでに買っていく。

この時点で『自分達のお店の味を伝えるチャンスが無くなります。』

そう、コンビニは『寄ってもらう』ということにスゴク力を注いでいるんです。

だからたいして収益にならない公共料金の支払いをやり、銀行のATMも置いています。

寄れば『目』にするものがいろいろあります。店内を歩いて必要な物を買い揃えていくでしょう。

本屋で買うはずの本を、お菓子屋さんで買うはずのお菓子を、電気屋さんで買うはずの電池を、パン屋で買うはずのパンを、、、

そして、もし目の前に『情報』が無い場合、『記憶』をたよりに『情報』を引き寄せます。

その場合優位なのは、当然、『情報を出しているところ』になります。

テレビのCMや、ちらし。そこにはついつい試したくなるような事が書いてありますよね。

試してみたくなるのも当然でしょう。

人に来てもらうことに注力をそそがず、『情報』も出さなかった場合、一体、いつになったら『自分達の順番』は回ってくると思います?

5年後でしょうか、それとも10年後?

一昔前なら『銀行』に公共料金を払いに行き、小腹が減ってパンが食べたいなと思い。

近所のお店を探して行く、、という流れでした。

『情報』が少なかったので、『情報』に行き着く為に周りの人に聞きました。チャンスは今より多くありました。

この時は確かに『いい物をつくれば解ってもらえました』でも今は違います。

『自分達の順番が回ってくるタイミングが昔よりずっと遅くなっている』

のです。『いつか』は凄い長いスパンになっているのです。待っていたら永遠に自分達の番は回ってきません。

それでも『いつか』を待ちますか?」



世界初?販売促進の小説。

「シャッター商店街のシャッターを開ける方法」

読んでわかる商店街活性と、販売促進の方法


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