双葉層群の化石産地で転石から写真の産状のサメの歯化石を採取しました。



スッパリと割れた面にこの状態で出て来ました。唇側面が見えています。
完形だと良いな!

サメの歯化石の直ぐ右側の岩は剥がしやすそうですなので、まずはそこから⋯


剥がしてみると、写真右側の側咬頭と歯根が出てきました。

クリーニングを続け⋯
母岩から外しました。


舌側面です。
高さ14mm、幅13mmのクレタラムナ属のサメの歯化石でした。



唇側面です。

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)


唇側面の歯根は割れない様に接着剤で補強したため、黒っぽくなっています。
歯根下部が少し欠けていますが、ほぼ完形のサメの歯化石が採取できました。


Siversson et al.(2015)によると、それまでCretalamna appendiculataとされていたものは、7種以上に分類される大規模な種の複合体であり、それぞれの種を同定するには、歯根の形状が確認できることが非常に重要だそうです。
Cretalamna sp.としていれば、問題はないと思いますが、種を同定するには、歯根の保存状態が良いことが必須のようです。

参考文献
Siversson et al. (2015)  Late Cretaceous (Cenomanian-Campanian)  
mid-palaeollatitude sharks of Cretalamna appendiculata type.
Acta Palaeontologica Polonica, 60(2) 339-384


双葉層群の化石産地でサメの歯化石を採取しましたが、掘り出す際にバラバラに⋯


母岩の中にも更に部品が2つ残ってしまいました。それらも掘り出し、八つの部品のパズルを始めました。


何とか組み上がりました。


舌側面です。








唇側面です。




高さ23mm、幅21mmのクレタラムナ属のサメの歯化石でした。

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)


採取時に割れてしまいましたが、大型で非常に保存状態の良いサメの歯化石が採取できました。



双葉層群の化石産地で写真のアンモナイトを採取しました。


長径15mmの小さなアンモナイトです。
採取した際は表面の僅かな部分しか見えていませんでしたが、クリーニングしてみるとヘソも確認できました。

異常巻アンモナイトのエゾイテスかな?とも思いましたが、裏側を見てみると…

突起?が見られます。
同定は控え、調べてみたいと思います。

Unkown (the Futaba group, Fukushima)


更に、巻貝。
この産地では珍しいと思われる巻貝ですが、同定は難しいようです。

径13mmです。肋が見られます。

小さいですが、珍しい化石を採取できました。








双葉層群の化石産地で写真のサメの歯化石を採取しました。
主咬頭とその右側に側咬頭が見え、歯根の一部も確認できます。
完形を期待してしまいますが、岩に隠れて見えない部分が欠落していることが多いので…


ドキドキしながらクリーニングを始めました。



左側の側咬頭が出てきました。
果たして、完形か?


クリーニングを続け母岩から外しました。


舌側面です。
歯冠は主咬頭、側咬頭とも先端まで保存状態は良好でしたが、左側歯根の下部に欠落があります。
残念!

欠落した部分を補修しました。


舌側面です。




唇側面です。
高さ15mm、幅14mmのクレタラムナ属のサメの側歯化石です。

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)


歯根に欠落がありましたが、歯冠の保存状態が良好なサメの歯化石を採取することができました。



双葉層群の化石産地で写真のサメの歯化石を採取しました。


見つけた時は長さ約5mmの真ん中の咬頭のみしか見えていませんでしたが、露頭から剥がし刷毛で周りの砂粒を払ってみたら、左右に小さな咬頭が出てきました。

採取した時は、先端だけのサメの歯化石かと思っていましたが、俄然期待が膨らみます。



クリーニングを開始しました。


側咬頭と歯根が出て来ました。
側咬頭は2対ずつあります。


嬉しい!


クリーニングを続け、母岩から外しました。



舌側面です。
主咬頭下部に弱い線条が、分かりにくいですが、歯根に中央溝が見られることからカリカリアス属のサメの側歯化石であると同定しました。


唇側面です。
高さ10mm、幅8mmの小さなサメの歯化石です。主咬頭の先端がわずかに欠けていますが、ほぼ完形のサメの歯化石を久々に採取できました。

Carcharias sp (the Futaba group, Fukushima)