妻が写真のアンモナイトを採取しました。

この産地で採取される異常巻きアンモナイトとしては割合採取できるエゾイテスでしたが…




Yezoites pseudoaequalis (the Futaba group, Fukushima)

採取されるエゾイテスとしては大型で保存も良好でした。

写真の産状のサメの歯化石を採取することができました。


幅7mm程度の小さな化石です。
その形状からツノザメ(スクアルス)ではないかと推定されます。
母岩が脆いので、慎重にクリーニングして見ると…







Squalus sp.(the Futaba group, Fukushima)

歯根部分をまだクリーニングする必要があるかも知れませんが、予想どおりツノザメ(スクアルス)でした。2022年5月16日にアップしたツノザメと、

産地は同じですが咬頭や歯根の形状から異なった種ではないかと考えています。
一度の採集で琥珀と巻き貝とサメの歯化石が採取できました。


しかも、琥珀と巻き貝は割り出した同じ石に付いて産出しました。






上の写真の左側の巻き貝です。
この産地で見つかる巻き貝としてはかなり大型だと思います。
上の写真の巻き貝の右側に見える白い部分もクリーニングしてみました。


三角貝(アピオトリゴニア)が出てきました。



右側の琥珀です。



ブラックライトを当てると、青白く発光しました。





更に、珍しい?サメの歯化石も採取できました。
一部クリーニングしてみると…





もう少しクリーニングを進める必要があると思いますが、現状ではクレトキシリナの側歯ではないかと推定しています。



今回は珍しく充実した化石採集になりました。


2023年の初採集で写真の産状の化石を採取しました。






妻がクリーニングしてくれました。
エンコドゥスでした。
Enchodus sp. (the Futaba group, Fukushima)






いわき市教育文化事業団が2014年に発行した「いわきの化石ー脊椎動物編ー」にエンコドゥスについて記載されています。







この資料を参考にして見ると昨年の6月にアップした下の写真はエンコドゥスの上顎前歯化石ではないでしょうか。






20年くらい前に化石産地でご一緒した方から頂き、保存していた下の写真の化石も上顎前歯化石だと思われます。






また、これまでに採集したエンコドゥスの歯化石もいくつか並べて見ました。






2023年はサメの歯化石ではなく、硬骨魚類の歯化石で始まりました。

双葉層群から採取されるクレタラムナの歯化石は咬頭の色に変化があります。


まずは、妻が昨年末採取したクレタラムナその一から

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

側歯化石です。咬頭の色は、黒色に近い褐色です。写真は唇側面です。


続いて、一昨年に採取したクレタラムナです。ブログにもアップしています。

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

側歯化石です。咬頭の色は灰色です。写真は舌側面です。

更に、かなり以前に採取したクレタラムナです。
Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

側歯化石です。咬頭の色にグラデーションがあり、咬頭先端部は灰色で下部は飴色です。写真は唇側面です。


最後に妻が昨年末に採取したクレタラムナそのニです。

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)

側歯化石です。双葉層群で採取されるサメの歯化石の代表的な色の黒色の咬頭です。歯頸帯も綺麗に保存されています。写真は舌側面です。

今年もサメの歯化石を求めて、化石採集を続けて行きたいと思います。