2026年に入り何度か化石採集に挑戦しましたが、なかなか良いサメの歯化石を採取できませんでした。
しかし…
先日の双葉層群の化石産地でのチャレンジで、写真のサメの歯化石が出てきました。
はっきりした線条の確認できる主咬頭と思しき歯冠下部と歯根が確認できます。
スカパノリンカスか!?
歯冠左側に側咬頭が欠落した後が見えますが、この側咬頭は露頭に刺さっており、回収できました。
線条の確認できる歯冠の先端部分も欠落していましたが、これも露頭に刺さっており、これも回収できました。
写真の歯冠上部で歯冠が割れて、ずれて化石化しているのが気になりますが、部品は揃っているので、クリーニングしました。
舌側面です。

回収した主咬頭先端は上手く接着できましたが、最初の写真で割れていた部分は残念ながら、ぴったりには繋がりませんでした。
歯根上部の色が濃い茶色になっているのは、クリーニング時に割れないように瞬間接着剤で補強したものです。
唇側面です。

側咬頭も左右両方とも確認できるスカパノリンカス属のサメの歯化石でした。
高さ32mm、幅16mmで、これまで採取したスカパノリンカス属のサメの歯化石としては大型でした。
Scapanorhynchus sp. (the Futaba group, Fukushima)




















