2021.10.7

 昔は友達と遊ぶのが楽しくて、そういう時はテレビを全然見なかった。幼い時は友達とテレビゲームをして楽しんで、中高は部活に励んで、大学はサークル仲間と遊んで、社会人になって同僚や同業の人と遊んでいた。それが一旦東京で途絶えた。

 

 

 東京では、会社の人達と飲みに行ったが、それはたまに行く程度で、交友関係は狭まった。だが、今にして思えば、この東京時代が一番熱かったように思える。どん底を経験して辛い思いもしたが、色んな人達と出逢えて楽しかった。会社は仕事のできる人達の集まりで、人間的にも魅力のある人が多かった。プライベートではmixiで友達ができて、楽しくやっていた。

 

 

 そして転勤で京都に行く事になった。もともと京都出身だったので、帰ってきた感じだ。しかし、京都に戻ると、友達はほとんどいなかった。皆地方や都会に流れてしまい、残っていなかったのだ。会社は深い関係を作れる人は一人もいなかった。これは悲しい事だが仕方ない。プライベートでは、関西でmixiの集まりを開いて沢山の友達ができた。その仲間とこれでもかというくらい遊んだ。

 

 

 そして、月日は流れ、コロナの時代に突入した。普通に飲みに行く事はできなくなり、友人と会う事は少なくなった。それでも、ルール上問題ない範囲で飲みに行ったりもしたが、以前のように夜中まで飲み歩く事はなくなった。

 

 

 それでも、ポツポツとコミュニケーションを取ってくれる人がいる。とてもありがたい事だ。やはり人に生かされているんだなぁと実感する。これまで当然と思っていた日常が無くなり、当たり前と思って会っていた人と会えなくなっている。それでも,LINEとか、Zoomとか、メールとか、繋がれる方法はある。そうやって気持ちが通じるコミュニケーションが図れることに感謝しなければいけない。