何度経験しても
旅立ちは
悲しいし、
寂しいな。
でも、出発する側よりも
送る側の方がもっと寂しいよね。
お母さん、いつもありがとう。
本当にね、こう見えて
結構死を意識して毎日生きてます。
飛行機に乗る時も
もしかしたら堕ちるかもしれない
って毎回頭をよぎるし、
(今まさにこれを飛行機内で書いている笑)
いつの瞬間も
これが最後になるかもしれない
って、頭の片隅にある。
おばあちゃんに会えるのも
お母さんに会えるのも
お父さんに会えるのも
妹に会えるのも
姉ちゃんに会えるのも
猫のつとむや梅に会えるのも
友達に会えるのも
これが最後かもしれない。
だから
ひとつひとつの会話を大事にしようって
私たちが
悩めるのは、
このまま時間がずーーっと続いていくって錯覚してるから
一寸闇は先
生ききりたいし
楽しみきりたいし
後悔したくない
だから、
失敗したって
恥かいたって
やりたいことやっちゃおう
と思えているのかもしれない
それもあって、
一歩踏み出せない
と悩んでる人を見て
もどかしいと思っちゃうのかもしれない
踏み出さないままでいたら
今日も、明日も、どんどん過ぎて行っちゃうよって
でも結局それを伝えているのは、
自分自身なんだろうな
やったからえらいとか
やらなかったからだめとか
そんなんじゃなくて。
人生そんなんでは測れなくて。
やっても
やらなくても
なんだっていい。
自分が肚で納得することを
決めることが大事なんだろうなと思う。
アメリカツアー中
老人ホームでのコンサートで、
演奏中、お客様がガクッと倒れたことがあった。
幸い、その後体調は戻られた様子だったけど
それ以来
“私たちもこのコンサートが歌える最後の機会になるかもしれないし、
もしかしたら、誰かにとって最後に聞く音楽になりうるかもしれないんだ”
と思うようになった。
頭の中では、
いつケロッと死んでもいいように
後悔なく生きたいという思いがある。
JALの飛行機内で読める漫画に、
“いつかティファニーで朝食を”
があって、(今更かもしれないけど、これとっても面白いね！)
お母さんが主人公に言うセリフでね、
“これから生きてく中で
家族や友達が死んだりするけど
残された人は生きていかなきゃいけない
だから残された人はごはん食べなきゃいけないの
平気な時はいいけど
ふとした時に淋しいって気づいた時
お腹減ってたらふんばれないがね”
てあって、泣いた。
多分今PMSで情緒が不安定気味なのもあるのと、
お父さん側のお婆ちゃんが先日亡くなって、
家族のそばにいないって
会いたい時にすぐ会えないって
自分で決めたことだし
日々感謝してるし、幸せだけど
やっぱり悲しいし、寂しい。
でも、
離れてみて分かるありがたみや、
タイムリミットがあるからこそ、
大切にできる時間もあるんだ〜。
さぁ、またアメリカで頑張るぞ！
12月にまたお会いしましょう〜！
植田あゆみ２０１９冬 イベント情報
次回の帰国は12月を予定♫
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