おはようございます。衝撃的な「引退宣言」をした日本ハムファイターズの「新庄剛志」選手ですが、いつも度肝を抜く言動で、ファンを楽しませてくれています。


 日本ハム・新庄の突然の引退表明。いきなりヒーローインタビューで発表した型破りな行動は、賛否両論の声に包まれた。注目を引く、いかにも新庄らしいやり方だった。
 華麗なプレーを売り物にしてきたが、その陰で本人は肉体の衰えを感じていた。古傷も多数。両太ももや右ひじ、左アキレス腱……。自分自身を満足させるプレーができなくなりつつあった。モデルばりのいでたちからもわかるように、スタイルの「美」にひとかたならぬ思い入れを持つ新庄が「美しくプレーできるうちに引退しよう」と考えるのは自然だと思う。
 最も大きな問題は、開幕19試合目での発表というタイミングだったろう。スター選手が開幕早々「引退」と言い出せば、チームの士気に関わりかねない。だが、ヒルマン監督はそうは見ていない。「彼は自分のためだけでなくチームのためを思って(この時期に)発表したのだろう」。
 事実、新庄は今季の不振に心を痛めていた。だからこそ、引退表明後の会見で「これで調子が悪かったら若い選手をどんどん使ってもらえる。自分が使ってもらえれば、がんがん(バットを)振る」と晴れやかに語った。そしてその言葉を早速実行。6番中堅で先発出場したこの日、第1打席で3ランを放ち、有言実行の美学を体現した。
 確かに異例の引退表明だった。だが、それがチームの士気をそがず、本人の闘志を向上させ、ファンにも受け入れられるものだとしたら……。非難される筋合いはない。


sinjyo


賛否両論あるとは思いますが、並外れた「サービス精神」の持ち主であると同時に、自分に一番素直に生きているという姿勢が、多くの人に「感動」を与えているのだと思います。阪神ターガース時代から、お気に入りの選手でしたが、彼の「想像を絶する言動」には、本当に「感動」させられてきました。ブラボー!!!



No.298:感動を、体験を・・・売れ!


感動:美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け、心を奪われること。

体験:自分で実際に経験すること。また、その経験。


 以前、私のお気に入りのブログ「明日からできる集客・販促術■売れるしくみ .com 」で紹介されていた「藤村流感動で売れ!体験で売れ!」ですが、あたかも筆者が目の前にいて語りかけているかのような文体で、実に臨場感があふれ、一気に読破してしまいました。


藤村 正宏
藤村流「感動」で売れ!「体験」で売れ!―「買う理由」を伝えれば必ず売れる!


 今までのように「モノ」を売っているいくのではなく「体験」を売っていくのが非常に「大切」になってきていると・・・つまり、社会の目的が「モノの豊かさ」ではなく「精神的豊かさ」にシフトしてきているということに早く気づくべきだと、力説しているのです。



 面白いたとえで、印象に残ったのは、NHKスペシャルの「地球大進化」という番組を観て強い「気付き」を受けたという次のくだりです。


ビデオメーカー
NHKスペシャル地球大進化 46億年・人類への旅 第1集 生命の星 大衝突からの始まり


(前略)

生物の進化の歴史って、まさに「絶滅」の歴史だったんだ、ということ。

そして、基本的に生き残っているのは、その時代の「弱者」なんだってことです。


 強いモノに脅えて暮らしていた弱いモノが、生き残るために、進化しているんですね。

 たとえば、サカナが手足と肺を持って、陸にあがり、両生類に進化したことも、恐竜が全盛期の頃に、恐竜の影に脅えていたわれわれの祖先が、自分の子供を、自分のお腹で育ててから産むという進化も、みんな弱者が進化しなければ、

「生き残っていけなかった」

 そういうことなんです。


 そしてこれが一番面白かったんですが、それぞれの時代の最大の王者たち、天敵もなく、地球を支配していた生物は、

「進化する必要がなかった」

 ということ。


 でも、これは言い換えると、「進化」するチャンスがなかったということなんですよ。

 その地位に君臨しているだけだと、環境が変わって、その環境に対応できなくなって、必ず、大滅亡になるのです。


 「絶滅」ですよ。

 ま~ったく、一匹残らず、絶滅しちゃうんですよ(きびしいよね~)。

 ね、これって今のビジネス環境に酷似していると思いませんか?


 ビジネスの環境が劇的に変わっているのにもかかわらず、昔のままの方法やノウハウで、今まで通りの意識でビジネスをやっていると、気づかないうちに、絶滅の道をたどっている。そういうことになっていませんか?


 変わる勇気を持ちましょう。

 弱者には、「進化」というチャンスがあるのですから。

(後略)



 今までの「成功体験」なんかにしがみついているようでは、いつしか取り残されてしまうのは明確で、「危機感」や「問題意識」の「欠如」が、「進化」を妨げていると指摘しています。


(前略)

 ねっ、進化しなければダメなんですよ。

 そして、そのために重要なのは、「視点」なんですよ。

「視点を変えること」、これが必要なんです。


 難しそうにきこえるかもしれないけれど、とってもカンタン。

 おまけにお金だってかからない。

 だって、視点を変えるってことは、ものごとの見方・考え方を変えることですからね。

 頭の中のモンダイです。


 別にすごく大きなビルを建てる必要もないし、テレビコマーシャルする必要もない。

 営業マンを10人増やす必要もないし、マーケティングコンサルタントを雇う必要もないんです。

 ねっ、カンタンでしょ。


 視点を変えて、進化しましょう。

 進化したものだけが、繁栄できるのですから。

 (後略)



 こういった語り口調で、さまざまな「実例」を挙げて、「感動」や「体験」を売ることこそ、今、お客さんが求めているコトであり、また、そうすることで、お互いの間に、強い「信頼関係」が生じることになるといっているのです。



 想像を超える「体験」をすると、強く心に残ります。きっと、誰か親しい人に、そのことを話したくなることでしょう。もちろん、また「体験」したくなって、自然と足を運ぶこともあるでしょう。


 そうした「プラスの連鎖」がはたらくことで、「感動の輪」が広がっていくのです。ひょっとしたら、「小さな伝説」を生み出すことになるかもしれません。


 ただ単にモノを作って売るのではなく、ド真剣に考え抜いて工夫して、知恵を絞って、お客さまと向き合うことこそ、今、本当に求められているということでしょう。



 日ごろ感じていることを、再確認することができた、そんな一冊でした。



PS.

思わず話したくなるような・・・そんな「感動」と「体験」こそ、今一番必要とされている。「期待」を遥かに超えるモノやサービスでなければ、絶対心に響かないのだから・・・。