この記事はなんとなく前記事の続きです。
よかったらそちらから・・・探してみてください。
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ヲタ夫「ただいま~・・・。」
イベント&濃いヲタの100円マックパーティーから帰ってきたヲタ夫。
私「ちょっと・・・!!
さっきのメール・・・何なの?!(°Д°;≡°Д°;)」
夕方頃に”明日もイベントに行ってもいい?”という旨のメールが来ていたのだ。
ヲタ夫「だってさ~~~(・ε・)
ラブレターか第二ボタンであかりんと確実にチェキ撮れるんだよ?」
撮れるんだよ?・・・じゃないYO! ヽ(`Д´)ノ
私「重要なことが抜けてるでしょ?
あとCD予約も必要なんでしょうが!」
『同じCDを2枚以上買わない』という我が家の掟に反する、その部分が一番の問題だ。
しかし、今回のヲタ夫は引かない。
ヲタ夫「それだって1000円だよ?!
1000円で好きな子とチェキが撮れるんだよ?」
好きな子と写真を撮るのにお金がかかるということがおかしいとは思わないのか?
ヲタ夫「もう明日は絶対行くべきだと思うんだよね。
午前中だけ(。-人-。)
午後のイベントはいかないから!!」
拝み倒し作戦に出たヲタ夫。
私「だいたい、今日だってCD予約しないって約束したのに予約してきちゃって。
まだ発売日まで2ヶ月以上もあるCDなんでしょ?
今後何枚も予約しちゃうんじゃないの?
ねぇ?ちょっと聞いてるの?ねぇ?」
文句を言ってみたが、
ヲタ夫「うーん?うん。」
なんだか上の空の様子のヲタ夫。
私「ねえ?聞いてるの?
ねえってば?!」
ヲタ夫「うーん?
あ、うん。あのさ・・・
あかりんへのラブレターってどんな風に書けばいいと思う?」
話聞いてないし、妻にアイドルへのラブレター書きの相談だし。
ムキーヽ(`Д´)ノ
ヲタ夫「ちょっとお風呂入ってくるよ。」
風呂の中でも、茹で上がる寸前までラブレターの文面を考え続けるヲタ夫。
お風呂から出ても、頭はラブレターで一杯。
そして深夜0時。
私「おやすみ~~。」
ヲタ夫「おやすみ・・・。」
布団に入ってからも、なんて書こう、何を書こう・・・
いつも布団に入って1分で眠りにつけるのを特技としているのに・・・
体は一日のヲタ活動で疲れているはずなのに・・・
ラブレターを考えすぎて眠れない。
1時、2時、3時、4時。
時間は刻一刻と過ぎていく。
タッタッタッタッタ ゴトン
新聞配達のお兄さんの足音と、ポストに新聞が入れられた音が聞こえた。
とうとう朝になってしまった。
しかし、一晩中考えた甲斐あって内容は頭の中でほぼ固まった。
あとはこれをパソコンでまとめよう。
まだ5時、寝室からそっと起きだしてパソコンの電源をいれ、
あかりんへのラブレターの下書きをはじめるヲタ夫。
その後、2時間かけてようやく下書きが完成。
ヲタ夫「よっし!あとはこれを清書するだけ・・・・って
あぁっ!!!
レターセットがない!!( ̄□ ̄;)!!」
ラブレターを清書するためのレターセットを買い忘れていたヲタ夫。
起きてきたのりこに
ヲタ夫「ねぇ・・・我が家にはレターセット・・・レターセットの
買い置きはないの?(°Д°;≡°Д°;)」
私「おはよ~・・・。レターセット?の買い置き??
そんなものうちには無いよ?」
ヲタ夫「そ・・・そんな ( ̄□ ̄;)」
私「買いに行ってきたら?」
買いに行く・・・そんなことは想定していなかったため
レターセットを買いに行って清書なんかしていたらイベント開始時間に間に合わない。
ヲタ夫「・・・のりこはいつも手紙を出す時はどうしてるの?」
私「えっとね、最近はレターセットも
かわいいやつがパソコンでダウンロードできるんだよ。
私はいつもそれを利用してるんだ。」
ヲタ夫「じゃ・・・じゃあ、俺もそれを・・・!!((((((ノ゚⊿゚)ノ」
私「いいけど、うち、プリンターないじゃん?」
ヲタ夫「そ・・・そっか!!( ̄□ ̄;)!!」
我が家には古いパソコンがあるだけで、
プリンターも、スキャナーもないのだ。
そのため、のりこはいつも実家のプリンターを使用しているのだが
ヲタ夫「祝日の早朝から実家にプリンターを借りに行くって・・・
さすがに・・・ないよね。」
しかも、内容はラブレターだしね。┐( ̄o ̄)┌
くっそ~~~、くっそ~~~
構想10時間にも及ぶ大作ラブレターが・・・!!
あかりんへの思いを詰め込んだ名作ラブレターが・・・!
いや、でも、このA4のコピー用紙でも想いは届くか?!
しかし、茶封筒では読んでもらえないか?!
そんなこんなで、あたふたしていると
私「どうでもいいけど・・・もういかないと間に合わないんじゃないの?」
気がつけば時計はイベント開始1時間前を指していた。
ヲタ夫「はっ!?ホントだ!!やばい!!((゚m゚;)」
もう出発しないとイベント時間に間に合わない!!
しかし、ラブレターはまだ用意できていない!!
仕方が無いので、第二ボタンをあげられるようにボタンがついているシャツを着用。
そして、ボタンをあかりんの前でかっこよく捥いで渡せるように
細工用のソーイングセットの小さなハサミを持って秋葉原へ向かうヲタ夫であった。
(用意周到すぎて引くわ・・・。)
40分後、秋葉原のイベント会場へ到着。
会場にはいるといつもと少し違う雰囲気に包まれていることに気がつく。
そう。
いつもヲタT、もしくは私服Tシャツのヲタ達が
Yシャツを着用してきているのだ!!
みな、考えることは同じ。
第二ボタンをあげるために、ボタンがついている洋服を選んだ結果らしい。
そして、やはりというか、さすがというか・・・の
学ランヲタも登場!!
昨日の夕方発表でも、次の日朝から学ランを用意できるなんて・・・
さすが、ヲタはフットワークが軽い!!
この方、なんと・・・
(どんだけ、ボタンあげたいんですか?!(((゜д゜;))))
レベルの高いヲタは、やっぱりやることが違うな・・・
そう思って周囲を見渡すと、Yシャツではなく
Tシャツ着用のヲタも多数いる。
しかし、そのヲタ達はよく見てみると一様に
座り込んで、
ラブレターを一心不乱に書いている。
ヲタ夫「う・・・!!
ここで書くという手があったか!!∑(-x-;)」
家でかけなかったというだけで、ラブレターを諦めてしまった自分を恥じるヲタ夫。
(いや、恥じる必要ないから!!)
その中でも一際ラブリーなラブレターを書いているヲタを発見。
そのヲタに他のヲタが話しかける。
ヲタ「ラブレター、今書いているんですか?」
ラブリーラブレターヲタ「まぁね。本気は恥ずかしいから
シャレだよ。シャレ!!」
(いや、シャレでも十分恥ずかしいよね?(((( ;°Д°)))) )
ヲタ「ラブレター用にレターセット、買ってきたんですか?」
素朴な疑問を投げかけるヲタ。
すると、
ラブリーラブレターヲタ「え?家にあるやつだよ?」
と、意外そうに一言。
ヲタ「え?家にあるんですか?」
と聞き返すヲタに
ラブリーラブレターヲタ「え?普通あるよね?
普通、家にあるよね?」
とさらに意外そうに帰ってきた返事。
(普通あるの!?
ヲタの家にはラブレター書くようなレターセットが常備してあるものなの?!( ゚ ▽ ゚ ;))
しかも、このヲタ
メンバー6人分のラブレターを用意している!!
(どんだけLOVEを渡したいんですか?!)
さすが・・・さすがレベルの高いヲタはやることが違う!!
そんな、ヲタが詰め寄せる会場ステージに司会者が登場し、
とうとうイベントが始まったのだった。
次回、ももクロちゃん登場。
ヲタ夫のチェキ写真も、もちろん掲載予定です。
見たくなくても押すべし!!
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考えに考え抜いたラブレター・・・
「アメ限でもいいから、載せようよ!!」
と言ったのですが、
「ダメ!!絶対、イヤだ!!(-з-)」
と、応じてくれませんでした。
どうやら本気中の本気で書いたようです。
私にも見せてくれません。
何かいたんだろう・・・気になる。